失敗のメカニズム―忘れ物から巨大事故まで

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失敗のメカニズム―忘れ物から巨大事故まで

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784889221060
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C1011

内容説明

失敗を理解し対策するためのポイントが満載。間違い電話から交通事故、医療事故、JCO臨界事故まで多くの事例をあげて平易に解説。

目次

第1章 事故とヒューマンエラー
第2章 見間違い、聞き違い、勘違い
第3章 ドジ型とボケ型
第4章 注意と記憶の失敗
第5章 エラーを誘う設計と防止するデザイン
第6章 違反と不安全行動
第7章 人は考えずに行動する
第8章 安全の文化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T66

3
あきのりさんオススメにて読んでみました。「危険検知と安全確認」が面白かった(126p)。危険の内容と、頻度により使い分けなんだろうな。あと、指差し呼称も思った以上に効果あることが数字で出ていてよかった。確かに今日、みどりの窓口で切符買ったら窓口の女の人、画面にリズミカルに指差し呼称っぽい動きをしてた!早速私も今日の作業では1人でブツブツとパソコン相手に指差し呼称。何となく流すことがなくてよかった。これからもブツブツやろう。図書館本2013/05/01

\しおり/

2
ヒューマンエラー。書かれている悲惨な事故の数々を読んでいて、慎重に行動しようと気持ちが引き締まった。ヒヤリ・ハットの多い自分には、1年の始まりにいい本。ミスに気がついて平静さを失う瞬間が一番危険。そのミスを作らない為に、確認作業を大切にして勘違いを減らそうと思った。2015/01/05

ぴょんpyon

0
人的失敗=ヒューマンエラーを認知・確認(入力)、判断・決定(媒介)、操作・動作(出力)に分け、各過程における人間の認知や心理的側面と、システムの問題点を詳解。電車や自動車の事例が多い。ワイルドのリスク・ホメオスタシス説がおもしろい。「道路をよくしても、車をよくしても、ドライバーの技術を高めても、人々が受け入れるリスク水準が変わらないかぎり、これらの対策によって生み出された安全の増加分を、人々はスピードを上げたり、注意力を緩めたりすることによってつかい果たしてしまうのだ」(p.157)。2023/01/30

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