出版社内容情報
ヒトの知性と心の進化のメカニズムに迫る。
内容説明
騙し、欺き、出し抜く知性。ヒトの知性の起源に迫る「マキャベリ的知性仮説」の全貌!第1巻刊行後の最新の研究動向をすべて収録。
目次
マキャベリ的知性
友達関係、同盟、互恵性、修復
なぜ、マキャベリ的知性はマキャベリ的ではないか
社会的知性と成功:利口にやるためには賢くなりすぎてはいけない
欺きという行動に気をつける
マキャベリ的読心者
他者の専門的技能の利用
自然生息域についての霊長類の知識:採食という観点から
社会脳の進化
社会的知性のモジュール性
技術的姿勢仮説:知性の進化を促したもう1つの刺激とは?
プロテウス的霊長類:競合と求愛における適応的な予測不可能性の進化
平等主義者の行動と政治的知性の進化
社会的知性と言語:もう1つのルビコン河?
著者等紹介
ホワイトゥン,アンドリュー[ホワイトゥン,アンドリュー][Whiten,Andrew]
英国セントアンドリューズ大学心理学研究室
バーン,リチャード・W.[バーン,リチャードW.][Byrne,Richard W.]
英国セントアンドリューズ大学心理学研究室
友永雅己[トモナガマサキ]
京都大学霊長類研究所行動神経研究部門思考言語分野助教授
小田亮[オダリョウ]
名古屋工業大学大学院工学研究科助教授
平田聡[ヒラタサトシ]
林原生物化学研究所類人猿研究センター主任研究員
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