出版社内容情報
経済学の歴史がすいすいわかる楽しい入門書。
内容説明
経済学のツールの発展を、その生成の背景やエピソードも交えてやさしく解説。
目次
ケネーと重農主義
アダム・スミスと経済学の曙
リカードと古典派の体系
ジェボンズとメンガー
ワルラスと一般均衡理論
ベーム‐バヴェルクと迂回生産
限界生産力説の導入とヴィクセル
パレート最適とエッジワースの箱
マーシャルとケンブリッジ学派
ピグーの厚生経済学〔ほか〕
著者等紹介
山崎好裕[ヤマザキヨシヒロ]
1962年青森県に生まれる。1988年東京大学経済学部卒業。1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。1999年デューク大学(アメリカ合衆国ノースカロライナ州)経済学部客員研究員。現在、福岡大学経済学部教授
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感想・レビュー
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き
4
経済学が社会学や倫理学、哲学といった”文系”の学問から数学を駆使する”理系”へと変化していった過程がわかった。また統計と統計学が経済学に多大な影響を及ぼしたことも。駆け足気味に18世紀から21世紀までの主要な経済学理論がまとめられている。数学的な知識がなくても簡単な数値の例でわかりやすい。ミクロ経済学とマクロ経済学を分けて考えるようになったのも結構最近のことなのだと初めて知った。2017/10/02
がっち
3
経済学をやった人はみんな知っていて当たり前のような、ひとたちである。2013/05/18
すーじー
1
勉強になりました2008/10/09