想像―心と身体の接点

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  • サイズ A5判/ページ数 217p
  • 商品コード 9784888488204
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3011

出版社内容情報

仮想的身体運動としての「想像」を読み解く。

内容説明

「言葉の意味」とは身体の仮想的な運動である。脳科学の進展が提示する「仮想的身体運動」の理論をもとに、人間の心をトータルに捉える「身体運動意味論」を展開し、認知主義・行動主義にかわる新しいパラダイムを提唱する。

目次

仮想的身体運動としての想像
第1部 想像と言語―身体運動意味論(言語と意味について;人は言葉をどのように理解しているか―理解の二重性;身体運動意味論;いくつかの哲学的な議論)
第2部 発達―記憶、心の理解に重点をおいて(乳幼児期の心の発達;記憶の発達;コミュニケーションの発達)
人類の想像力の変容

著者等紹介

月本洋[ツキモトヒロシ]
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(1980)。博士(工学)。東京電機大学工学部教授

上原泉[ウエハライズミ]
村上泉。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(1999)。博士(学術)。清泉女学院大学人間学部講師
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感想・レビュー

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yurari

2
自律的な言語理解にはイメージが必要。そしてそのイメージは仮想的身体運動によって作られる。したがって、自律的な言語理解には身体が必要であり、身体のないロボットは言語を理解することができない・・という主張だったが、ピンとこない。ここで言っているのは物理的な「身体」だと思うのだが、なぜそう言えるのか、もう少し説明が欲しい。2021/06/30

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