出版社内容情報
仮想的身体運動としての「想像」を読み解く。
内容説明
「言葉の意味」とは身体の仮想的な運動である。脳科学の進展が提示する「仮想的身体運動」の理論をもとに、人間の心をトータルに捉える「身体運動意味論」を展開し、認知主義・行動主義にかわる新しいパラダイムを提唱する。
目次
仮想的身体運動としての想像
第1部 想像と言語―身体運動意味論(言語と意味について;人は言葉をどのように理解しているか―理解の二重性;身体運動意味論;いくつかの哲学的な議論)
第2部 発達―記憶、心の理解に重点をおいて(乳幼児期の心の発達;記憶の発達;コミュニケーションの発達)
人類の想像力の変容
著者等紹介
月本洋[ツキモトヒロシ]
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(1980)。博士(工学)。東京電機大学工学部教授
上原泉[ウエハライズミ]
村上泉。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(1999)。博士(学術)。清泉女学院大学人間学部講師
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