最上川舟運と山形文化

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  • サイズ B6判/ページ数 279,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887610330
  • NDC分類 684.021
  • Cコード C0021

内容説明

江戸の昔、「北前船」による日本海貿易の主要港であった酒田湊は「諸国往還之津」として栄えた。最上川は、置賜・村山・最上の各地域を貫流し、庄内の酒田で日本海に入る。流域に存在した幕領や諸藩は、競ってこの最上川舟運を利用した。また現代に伝わる紅花産業などの「山形の産業・文化風土」を培ってきたのも長さ二二九キロに及ぶこの川だった。“母なる川・最川上”と讃えられる所以である。今、その母なる川の“栄枯盛衰”を「最上川舟運史」研究の第一人者が詳らかにする。

目次

第1編 最上川舟運と地域形成(最上川舟運と出羽の諸河岸;最上川舟運と地域交流;「日本海文化」と山形)
第2編 最上川と文化遺産(古代の最上川;最上川と景観;出羽庄内の船通川 ほか)
第3編 最上川舟運の展開(近世最上川舟運の特色;近世前期の最上川舟運;元禄・享保期の港・河岸の発達と商人 ほか)

著者等紹介

横山昭男[ヨコヤマアキオ]
昭和5年山形県生まれ。昭和28年山形大学教育学部卒業。昭和35年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。山形大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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