内容説明
Six Wordsとは、たった6語の英単語で自分の物語を表現する“英語版・俳句”です。米国のオンライン雑誌『スミス・マガジン』が作品募集を呼びかけたところ、大反響を呼び、その作品を集めた書籍もベストセラーとなりました。本書には、著名人から無名の少年少女まで、幅広い読者から投稿された作品900以上が掲載されています。
著者等紹介
越前敏弥[エチゼントシヤ]
文芸翻訳者。1961年生まれ。東京大学文学部国文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuuki.
24
英語版俳句と呼ばれているようだけど、6単語であれば、2文以上になっても、単なる単語の羅列でも良いし、記号も使えて自由度が高い。下ネタも割とあったし(笑)日英対訳版で、日本語には馴染みの無い有名人や言い回しや文化やギャグが絡むものは脚注が付いていて分かりやすいし面白い。これは自分もsix wordsを詠んで(?)みたくなる。2018/09/12
1039kuri
12
6語のシンプルな文章が、対訳になっていて、とても勉強になった。たった6語の英文。俳句のようで、余韻が深い。2017/04/04
toki
10
たった6語の物語という帯の言葉に惹かれて購入。パット開いたページのものを読んで、その背景に思いを巡らすという楽しみ方をしていたので一通り目を通すののに1年くらいかかりました(笑)思わずクスッと笑ってしまうものから、ゾクゾク鳥肌のたつものから、いろんな人生の片鱗を見ることができます。越前さんの訳が素晴らしいので、英語がわからずともたのしめる、かな?2014/03/23
てくてく
6
俳句とはかなり方向性が違う六語のショートポエム。人生に対する少し斜めからの表現の様だ。 No, you are in MY way. や Looking to know everything about everything. あたりが印象に残った。2017/11/12
shimano
2
6つの単語でつづられた一文。アメリカのイメージ的に明るい・陽気なものが多いのかなと思ったら、結構シニカルなものが多く意外でした。ブラックジョークなのかな?訳がしゃれてて良かったです。2010/11/27