内容説明
五島慶太、田中角栄、川上哲治、吉川英治…江戸時代から偉人たちに愛読されてきた、中国至宝の処世訓。
目次
1 生き方について
2 心の持ち方について
3 自分を律することについて
4 人とのかかわりについて
5 ものの見方について
6 日々の行動について
7 人間について
8 幸福について
著者等紹介
洪自誠[コウジセイ]
明代の人。詳しい経歴は不明。儒教・仏教・道教を深く学び、互いに足りない部分を補って練り上げた人生訓の書が『菜根譚』である
祐木亜子[ユウキアコ]
山口県生まれ。東北大学経済学部卒。日本での4年間のOL経験を経て中国西安の大学に留学。その後、上海の法律事務所で翻訳・通訳業務に携わる。現在は中国関係の著作に関わる傍ら、日中関係及びコミュニケーションに関する講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とも
89
ほどほどで満足する。 裏表なく誠実に。 自慢しないで謙虚に。 軽はずみな、言動に注意する。 自然を愛し自然に学ぶ。 2021/09/28
マエダ
47
一流経営者やスポーツ選手までもが愛読とする中国古典である。 ’徳は才の主、才は徳の奴なり’才能よりも人格や人柄を重んじる的な事であると思うが。 自分にはこの部分の話がなかなか衝撃的であった2015/12/22
ひろ☆
23
菜根譚、意訳。儒教、道教、仏教の教えの良いとこ取り。 これは儒教の考え方かなとか思ったり、気が引き締まる言葉も多い。 田中角栄、吉川英治、野村克也などの愛読書だったということで、どの言葉が印象に残ったのか知りたいものだ。2014/09/09
サチオ
12
菜根譚とは「かみしめて味わうべき人生訓の書」との事。毎日2~3ページずつじっくり読んでみました。物事には裏表がある事を忘れない事。欲を持ちすぎない事。幸せは自らの心の豊かさから始まるという事。日々の心掛けがたくさん散りばめられており良き本でした~。自分磨きに良いと思います。2011/12/06
黒頭巾ちゃん
9
耳読▼最初は厳しく指導し、徐々に緩める。最初にゆるくすると厳しくしたときに恨みをもたれるから▼部下に急いでほしいときは急かさない。自然と気が付くまで待つ。急かすと反感を買う▼生活は質素倹約、謙虚に生きる2022/03/29