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著者等紹介
佐藤雅彦[サトウマサヒコ]
1954年静岡県生まれ。1977年東京大学教育学部卒業。電通入社。セールスプロモーション局を経て、1987年クリエーティブ局へ転局。1994年企画事務所トピックス設立。1999年より、慶応義塾大学環境情報学部教授。主なCM作品として、サントリーモルツ「うまいんだな、これが」、湖池屋「スコーン」、NEC「バザールでござーる」、JR東日本「ジャンジャカジャーン」、TOYOTA「カローラ2にのって」など。主な受賞として、1988年朝日広告賞最高賞、1990年ADC賞、1991年クリエーター・オブ・ザ・イヤー、TCC最高新人賞、ADC賞、ACC賞、1992年TCC審査委員長賞、ADC賞、ACC賞、1993年ACC賞グランプリ、1998年「I.Q.」で文化庁メディア芸術大賞優秀賞、CESA大賞、2001年慶応大学・佐野雅彦研究室制作の『動け演算』が、ADC賞、原弘賞、同時受賞。2002年静岡県の広告で新聞広告賞グランプリ(日本新聞協会)、i‐mode公式サイト「うごく‐ID」が東京タイポディレクターズクラブ賞、デジタルコンテンツ協会モバイルデザイン賞受賞、2003年「ピタゴラスイッチ」が世界の3大教育番組コンクール、スロバキア・ドナウ賞、日本賞総務大臣賞、2004年プリ・ジュネス賞最優秀賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
7
ピタゴラスイッチからだんご3兄弟(は載っていないが)まで、広告以外の仕事が幅広すぎる佐藤雅彦のコンパクト作品集。ガロに発表した漫画まで、まるまる入っている。デザインは、本来対象を根本から考えるものではあるけど、この人ほどロジックできちんと根本に迫った人はそんなにいないのではないだろうか。藤幡正樹による解説もさすが。2018/11/23
読書国の仮住まい
4
著者初読み。 というか、読む本ではないだろう。 モルツの『うまいんだな、これが』に、湖池屋の『スコーン』。 NECの『バザールでござーる』に、TOYOTAの『カローラⅡにのって』の各種CM。 そしてあのピタゴラスイッチなどを手掛けた佐藤さんの作品集。 『新しいということはそれまで誰も見たことのないものを指すのであって、それが新しいということは誰にも理解できない可能性があるのだ』。 自分自身の中にしかないため、相対化しなければ見えてこないもの。 表現するというのはそれを確認するため、最初の鑑賞者となる活動。2022/02/18
ちゃんお兄
1
だんご三兄弟をプロデュースした人の頭の中はとんでもない事になっていました。2011/02/09
ゆっぽん
0
ずっと昔のワークも古臭さを感じさせない。ある意味で佐藤可士和氏と逆を行く感じ。新しさを求めつつ本質を求めてしかもそれらをレトリックで理解させる。日本のトップはこんな感じなのか〜と思わざるを得ない。