内容説明
「いいわ。それなら、あすからしごとをとりかえようよ。あたしがはたけではたらくから、おまえさんはうちのことをするといいわ」ノルウェーの昔話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
35
ノルウェーの昔話。 あぁ、男ってやつは(笑)(^^) 駄目な人ほど、文句を言う典型ですね。自分も気をつけなくっちゃ(^^; 奥さんがいい人で良かった(笑)(*^0^*)/ 絵ものどかな感じが出ていて、最後まで安心して読めますね!!2014/02/02
がいむ
30
おくさんの仕事の方が楽に見えるだんなさん。さっそくとりかえてみるところがいいな。奥さんの仕事もなかなか重労働。あまりの大失敗に「おまえさんときたら、はたけしごとのほうがおにあいのようだよ」と明るいおくさん。”今日もいい日に”と声を掛け合うのもいいですね。絵本なんだけど大人が読んでもいろいろ思い当たっておもしろいです。2016/10/16
カナ@バンバンビガロ
21
読み聞かせで子どもたちに「相手の立場になって気持ちを考えてみよう」といったことを伝えるのに良い絵本かなと思ったが、普段奥さんがやっている家事に追い回されるだんなさんの数々の失敗は滑稽でそれでいて愛おしく、そんなだんなさんに対しても、どんと構えて笑っている奥さんの強さに感心させられる。2017/12/12
ごんたろう
19
小さな家の若い夫婦。夫が自分は大変なのに相手は楽をしていると不満をもらす。ならば夫婦の仕事を交換しようということになる。ところが家事は大変だ。夫は何をやっても失敗ばかり。妻は、外の仕事は難なくこなす。文句を言わず、お互いの仕事を少しずつ手伝うことにしよう。本書は、夫婦の生活云々というよりはむしろ、仕事の分担がテーマである。仕事にはある程度の向き不向きがある。しかし完全分業になれば、相手の気持ちが分からなくなり、一つの仕事を分けているということを忘れてしまう。時には交換したり、支え合ったりすることが重要だ。2015/04/15
あゆみらい
18
小学一年男児と。奥さんが有能でびっくりする。旦那さんのあしらいが素敵。見習わなければ。2020/02/28