感想・レビュー
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booklight
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栃木の気象庁職員による雲の解説。日常の雲の写真がきれいで見入ってしまう。堪能した後にイラスト・気象図付きの解説を読んで納得。雲を見る目が変わった。雲の発生には必ず上昇気流が必要。対流か前線(寒冷、温暖、上空の寒気)か地形か風が集まる所か。雲の種類は大きく10種。形で言うと、広範囲に靄状にかかるのが層雲、輪郭がはっきりして厚みがあるのが積雲。あとは高低差。下層(~2km)層雲、層積雲、積雲、積乱雲、中層(2~7km)高積雲、高層雲、乱層雲、上層(5~13km)、巻雲、巻積雲、巻層雲となる。名前がややこしい!2021/05/05