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マジョガリガリ

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784887452114
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

憲法9条、食育、テレビ、性…各界の20人と語り、書き下ろした、森達也的「異端からの論考」最新版。

目次

食料を考える―大貫妙子さんと
憲法九条を考える―辛酸なめ子さんと
バッシングを考える―鈴木宗男さんと
クオリアを考える―茂木健一郎さんと
アジアを考える―井筒和幸さんと
リスクを考える―中西準子さんと
八〇年代を考える―宮沢章夫さんと
愛国心を考える―南こうせつさんと
食育を考える―香山リカさんと
街を考える―曽我部恵一さんと
放送禁止歌を考える―Leonaさんと
テレビを考える―しまおまほさんと
教育を考える―是枝裕和さんと
報道を考える―桐野夏生さんと
情報を考える―蜷川実花さんと
非暴力を考える―宇梶剛士さんと
性を考える―糸井重里さんと
投票を考える―アーサー・ビナードさんと
歴史を考える―沢知恵さんと
若者を考える―若松孝二さんと

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
映画監督、ドキュメンタリー作家。1956年広島県生まれ。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、各国映画祭に出品し、海外でも高い評価を受ける。01年、続編「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

31
タイトルは「魔女狩りを狩る」という意味。これはどう考えたって魔女狩りだなっていう場面に遭遇したこと、あります。思考停止状態で気持ちよくなっていて、とてもくだらないことをしている自覚がない人達。うーん、スケールを大きくすると、私にもそういう部分が無いとも言えないかと読みながら内省しました。本書は森さんがラジオのパーソナリティを勤めた時の対談を収録しています。紙幅の問題で内容が薄く、ゲストによっては物凄く物足りない会話だなと思ってしまいました。取り上げる対談の数を絞って、森さんの意見をもっと聞きたかった。2019/02/12

阿部義彦

13
ノンフィクションライター兼監督、作家の森達也さんがラジオ番組、(テーマを決めての対談)をやっていた事があって、これはその番組を本にしたものです。森さんの話しぶりだけでも、興味がそそられますが目次でゲストの面子を見ると誰が選んだのか知らないけど私好みの方ばかりです。大貫妙子、辛酸なめ子、宮沢章夫、しまおまほ、曽我部恵一、蜷川実花など、絶妙な人選なので、手に取りました。本人も最初は乗り気ではなかったそうですが、番組プロデュースの面々が、しっかりしてたので続けられたとの事。TOKYO FM 出版、図書館本。2022/12/08

fu

13
ラジオの対談をまとめた本。この頃気にいった本は読了後、すぐもう一度読み直すのだけど、この本も二度読みした。やっぱり森さんは好きだなあ。対談の相手とテーマはさまざまだが、森さんの主張は一貫している。共同体における異物の役割とその必要性、敵と味方の二元論という単純さを好む社会の危険性(100%の善か悪など存在しない)、教育の意味等共感できることが多かった。2014/05/16

pom

5
桐野夏生の対談が目的で読んだが、他の方との話も興味深かった。憲法9条や教育などの話が多く取り上げられていた。アーサービナード氏の消費者がどういう街に住みたいか子どもにどういう環境を残したいか考えお金を遣うように(ミネラルウォーターは買わない等) することで街を作っていくという考えに納得した。あとは環境リスク学者の中西準子氏の章。思想が違う人が一緒になるには「真実」「ファクト」が鍵になるという考えが印象深かった。お馴染みの香山リカさん「食育は結局女が家で飯を作れとなりがちで、強迫観念や罪悪感を生むことも」同2015/11/03

xtc1961ymo

5
映画監督森達也さんのラジオのオンエアを前提とした対談集。硬派な話題についてそれぞれが本音で喋ってるのがわかる。気に入った相手は、大貫妙子さん、しまおまほさん、桐野夏生さん、宮沢章夫さん、蜷川実花さん等。2013/11/24

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