赤毛のアンクリスマスブック

コリンズ，Ｃ．Ｓ．〈Ｃｏｌｌｉｎｓ，Ｃａｒｏｌｙｎ Ｓｔｒｏｍ〉/エリクソン，Ｃ．Ｗ．【著】〈Ｅｒｉｋｓｓｏｎ，Ｃｈｒｉｓｔｉｎａ Ｗｙｓｓ〉/奥田 実紀【訳】

東洋書林（2000/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 103p／高さ 21cm
• 商品コード 9784887214316
• NDC分類 594
• Cコード C0098

内容説明

目覚めると、アヴォンリーはいちめん純白の世界…。アンがグリーンゲイブルズで迎えたクリスマスを覚えていますか？１８００年代後半のアンティークな装いと、物語に登場するクリスマスの場面の数々。心に残る聖夜を、アンとともに。

目次

１　グリーンゲイブルズの飾りつけ
２　‘心の同類’への手作りの贈り物
３　クリスマスのおめかし
４　クリスマスの楽しみ
５　グリーンゲイブルズの心地よいクリスマス・ディナー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヴェネツィア]

著者のC.S.コリンズ＆C.W.エリクソンはアマチュアのアン研究者のようだ。本書はアンのシリーズからクリスマスにまつわる飾りや食事など様々なものを豊富なカラー・イラストと写真入りで紹介する、なかなかにマニアックな本。"Annepedia”クリスマス篇といった趣き。本書がもう一歩踏み込んでいるのは、ヴィクトリア朝時代の風俗や習慣に言及し、グリーンゲイブルズの暮らしを歴史的な視点からも位置づけていること。「クリスマス・ブーケ」などのグッズにも、「リンド夫人のプラム・プディングなどにも、それぞれ丁寧な⇒

2023/12/17

[pohcho]

読友様のレビューに惹かれて。赤毛のアンは本よりアニメの方が印象深いが、クリスマス・コンサートでアンが詩の暗唱をした場面はよく覚えている。マシューがプレゼントしたパフ・スリーブのドレス、アンの髪から落ちたバラをギルがそっとポケットにしまって・・ああ、懐かしい。ところで、タブローの意味を初めて知った。活人画、ちょっと面白いね。料理レシピや手作りは作りたいものがなかったけど、眺めるだけでクリスマス気分を味わえた。赤毛のアンも再読したい。

2023/12/22

[帽子を編みます]

【2020年クリスマス読書会】図書館のクリスマスの本特集で見つけました。カラー挿し絵でいっぱいのかわいい本です。クリスマスを楽しむための手作り手芸、お料理が載っています。手芸は簡単なものが多いです。お料理も手軽なものがほとんどですが、鵞鳥のロースト、プラムプディングなどは日本では馴染みが薄いですね。アンがマシューにもらったパフスリーブのドレス姿が載っています。あの二段のパフスリーブ、茶色で布をたっぷり使ったドレス、「アン良かったね、マシューありがとう」愛読者の方は一緒にしみじみするはずです。

2020/12/02

[あおい]

バラの実のリース、レース紙の扇子、マリラのジンジャー・ティー…物語に出てくる小物の作り方や料理のレシピが紹介されていています。写真を見てるだけで楽しい。

2015/02/27

[霞草]

【図書館】時期はずれだけど惹かれて。赤毛のアン達の美しい挿絵と共に、クリスマスを楽しく過ごす為のお洒落な小物や美味しそうな料理が紹介されていました。クリスマスツリーはヴィクトリア女王が普及させたことは知らなかった！ペーパーローズは可愛かったな。相手のことを想い、心の込もった手作りの物はどれも素敵でした。

2013/01/13