内容説明
本書はレム・コールハースとOMAが担っている役割と意義を明快に洞察している。建築分野のみならず多分野からも選ばれた国際的に名高い執筆陣が、社会的・経済的発展の視点からOMAの仕事を分析する。
目次
第1部 軌跡(レム・コールハース:モダニズムの氷山の内部にあるマンハッタンの炎;ハンディキャップというアイデンティティ;やろうと思えば何でもできる)
第2部 方法(C(AMO)UFLAGE:カムフラージュされたAMO
モダニティの終焉:レム・コールハースによるエントロピーの言説
Kの物語)
第3部 領域(レム・コールハースの生き残りの倫理:OMAの最初の住宅;AMOの使用手引き)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zuckermen08
2
コールハースは詩人。2013/06/10
スノウウーマンいくよ
2
面白かった。やはり建築物よりも考え方の方が先を行っている感じがする。みんなが作品、コールハースについて語る編集もいい。
月世界旅行したい
1
ブルース・スターリングもいるよ。2014/04/16
TAKAMI
0
レムの主要な論文、錯乱のニューヨークやジェネリックシティ、ビッグネスなどをとっかかりに様々な分野の識者が彼は一体何者なのかということについて考える。とても参考になるものも、よくわからないものもある。10年以上前の本だが、全然古くないところが面白い。断片的に知っていたレムについての考え方を更に断片的に知れる本というか笑。2015/04/21
cocomero
0
勉強不足のせいか、見慣れない用語また日本語として不思議な文章が多々あり、内容の把握に難儀する。というか、ほとんど出来なかった。杮葺なる訳語が出てきた。が、原著ではどのように表現されているのか?かなり気になった。こういう気になる箇所がありすぎて、機会があれば、原著を手に取ってみようと思う。原著もこれくらいムヅカシイのだろうか?2019/08/26
-
- 和書
- 僕のとなりには