インフォーマル

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  • サイズ B6判/ページ数 393p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887062498
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C3052

内容説明

インフォーマル、それは既成概念にとらわれない自由な発想から生まれる革新的な建築の生成手法。今最も注目を集める現代建築のコラボレーター、セシル・バルモンドの邦訳書がここに完成。

著者等紹介

金田充弘[カネダミツヒロ]
構造エンジニア。カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部建築学科卒業、同大学大学院工学部土木環境工学科修士課程修了。1996年よりオーヴ・アラップ&パートナーズ勤務。2002年第12回松井源吾賞受賞

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
翻訳家、評論家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイチ

4
建築家セシル・バルモンドの著作。数少ない、彼の言葉が日本語で読める書籍です。建築における試行錯誤、直感を信じ、何にこだわるか。彼の哲学が表れている。理解はできない部分も多かった。その分、絶対に二度、三度読んだときにも、同じ感動を味わえる。良書であることは間違いない。2021/12/31

hobby no book

0
かなり専門的なことがさらっと書いてあったり、イメージに拠った抽象的な表現もあって、個人的にはとりとめなく感じた部分が多かったけれど、それでも示唆に富んだ内容だし、本の造りも面白いので、なかなかよかった。2013/10/05

mikoto_oji

0
数学者でもあるセシルだからこそ、フォーマルの壁を越えてインフォーマルの世界へ飛び立てたのだろうか?同じ建築構造の道を歩むものとして考えさせられました。哲学的でもあり詩的でもある言葉の奥に、ニュートン力学やユークリッド幾何学からの開放へのチャレンジが隠れている気がする。自由な発送が新たな世界を見せてくれる。建築構造の解放者とも言える現役最高の構造設計者と言えるだろう。2011/06/13

Fingol

0
抽象的な表現が多く、理解できない部分も多々あった。 バルモンドが数式と幾何学を溺愛し、その美学を追及してきた情熱は感じ取ることができた。 アルヴァロ・シザの例の作品もバルモンドだとは知らなかった。文章を読まなくても眺めるだけでも楽しい本である。2023/10/13

Naoyuki

0
私は構造家ではないので完全に内容を理解できない部分はあったが、近代建築の効率性・合理性重視のシステムに対して、少しでも外れよう・ずれようとする心意気はとても共感を覚える部分があった。また形と数学の関連性を再認識し、数学をしっかりと勉強したいと思わされた。途中途中で出てくるダイアグラムたちは、非常に示唆的で、環境エンジニアをしている僕自身とっても、インスピレーションの宝庫と感じた。2023/03/26

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