内容説明
２０世紀デザインの異才・ジャン・プルーヴェの全貌。
目次
第１章 技術からの思考（ウエッサン島のレーダー・タワー；技術からの思考、思考としての技術 ほか）
第２章 道具と生産方法（工房から工場へ １９２４‐１９５５；鉄工芸 ほか）
第３章 工場製住宅（工場製住宅の必要性；戦後復興とザール地方 ほか）
第４章 家具とインテリア（アンチ・デザイン；家具 ほか）
第５章 評価と伝記（作品の評価と批評の運命；訪日 ほか）
著者等紹介
ダヨ，カトリーヌ・デュモン［ダヨ，カトリーヌデュモン］［Ｄｕｍｏｎｔ ｄ’Ａｙｏｔ，Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ］
建築家、ジュネーヴ大学付属建築研究所。ジュネーヴ大学建築学部にて建築家のディプロムを取得。ジュネーヴ大学付属建築研究所講師。２００２年より、「近現代建築保存修復課程」のコーディネーターとして活躍。ジュネーヴ出身の建築家マーク・Ｊ・ソウジェについての博士論文を執筆中。１９９０年から９６年まで建築雑誌ＦＡＣＥＳの編集委員を務め、２００１年には２０世紀建築の保存修復に関する国際会議などをコーディネート。近現代建築に関する数多くの論考を発表する傍ら、実務家としても活躍し２００４年にはルカ・シュワインネンガー、クリスチャン・ケレーズらと共にジュネーヴの公園整備の設計競技において最優秀賞を獲得
ライシュリン，ブルーノ［ライシュリン，ブルーノ］［Ｒｅｉｃｈｌｉｎ，Ｂｒｕｎｏ］
建築家、ジュネーヴ大学付属建築研究所教授。チューリッヒ連邦工科大学（ＥＰＦＺ）卒業後、１９６９年から７０年までフィレンツェ大学にてジョヴァンニ・コーニグの助手、１９７２年から７４年までチューリッヒ連邦工科大学のアルド・ロッシの助手、１９７２年から８４年まで同大学建築史建築理論研究所研究員、１９８３年から８４年ナンシー建築大学教授、１９８４年から９４年ジュネーヴ大学建築学部教授、１９９５年からは同大学建築研究所教授。同時に、１９７０年以降、ルガーノにてファビオ・ラインハルトと共に設計事務所を構える
山名善之［ヤマナヨシユキ］
建築家、東京理科大学専任講師。フランス政府公認建築家ｄｐｌｇ、博士（パリ大学ｌ）、Ａｔｅｌｉｅｒ ＹＡＭＡＮＡ主宰。１９６６年東京生まれ。１９９０年東京理科大学工学部建築学科卒業。１９９０‐９４年香山アトリエ／環境造形研究所。１９９５年から９８年フランス政府給費留学生としてパリ建築学校ベルヴィル校ｄｐｌｇ課程に学ぶ。１９９６年Ａｔｅｌｉｅｒ ＹＡＭＡＮＡ開設。１９９６年‐２００２年パリ大学ｌパンテオン・ソルボンヌ校博士課程。１９９８年から２０００年文化庁在外芸術家派遣研修員としてアトリエ・アンリ・シリアニほかで研修。２０００年‐０２年ナント建築学校講師。２００２年より現職。建築設計・意匠、特にフランスを中心とした近現代建築の建築工業化の変遷を専門とする
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