内容説明
大御心を体してユダヤ難民を救出・保護した樋口季一郎、安江仙弘、犬塚惟重、杉原千畝ら帝国軍人と外交官の鮮烈な戦い。
目次
序章 二つの大聖年
第1章 日猶同祖論の光と影
第2章 反ユダヤ論の淵源と変遷
第3章 樋口季一郎陸軍少将と「オトポール事件」
第4章 安江仙弘陸軍大佐と『猶太人対策要綱』
第5章 犬塚惟重海軍大佐と上海ユダヤ難民
第6章 杉原千畝カウナス領事代理と六千人の命のビザ発給
第7章 ユダヤ問題異聞
第8章 極東国際軍事裁判の破綻したシナリオ
終章 ユダヤ問題はまだ続く
著者等紹介
上杉千年[ウエスギチトシ]
昭和2年、岐阜県生まれ。国学院大学文学部史学科卒業後、高校の社会科教師として岐阜県と静岡県で停年まで教鞭をとる。その間、歴史教科書問題の最前線に立ち多くの論文と著書を発表
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