目次
第1章 並木座誕生―昭和二十八年~昭和三十二年(敏腕プロデューサー;開館に向けて;NAMIKIZA‐Weekly;並木座の活動)
第2章 時代を超えて―昭和三十三年~昭和五十九年(激動の昭和三十年代;模索する時代)
第3章 古典への回帰―昭和六十年~平成十年(並木座映画学校;いつまでも心の中に)
著者等紹介
嵩元友子[カサモトトモコ]
東京生まれ。専修大学文学部卒業後、編集プロダクション、出版社を経て、フリーライターとなる。芸能(主に落語など)・旅行・健康をテーマに執筆活動を展開中。趣味はモノクロの映画を観ることと絵本蒐集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bura
39
「キネマの神様」を読んだ後、図書館でふと目に止まった本。名画座の草分け的存在である並木座について書かれた一冊。1953年開館で、東宝の名プロデューサー藤本眞澄氏によって設立された事は初めて知った。開館前夜祭では越路吹雪さんが歌ったという。映画人も数多く通ったらしい。更に数々の名作特集を上映した裏話や支配人やスタッフのインタビューが素敵だった。正に「日本映画の学校」だったと思う。客席の柱の写真もしっかり掲載されていて懐かしい。1998年9月惜しまれつつ閉館。ちなみに私の並木座で観たベスト1は「生きる」です。2020/09/13
か〜ら
1
四十数年ぶんの全上映作リストが素晴らしい。でもどれを観たかは記憶してないや。並木座、もっと行っておけばよかったなあ。2008/08/23
hata2
0
もっと突っ込んで取材すれば色々な話が出てきたはずなのに。内容は薄め。2010/01/10