目次
１ 地動説（太陽中心説）―自己中心性への問いかけ（コペルニクス、ケプラー、ガリレオの到達点；ガリレオの『偽金鑑識官』と『天文対話』 ほか）
２ 量子論とブーバーの哲学―人間存在の量子化（量子論の誕生、プランクとボーア；ブーバーの『我と汝』 ほか）
３ 転位論―人間理解の根源（転位論の誕生、刃状転位と弱さ；ラセン転位と成長 ほか）
４ カオス論―自由な世界（カオス研究の歴史；正常であること、歯止め ほか）
５ 協同の在り方―他者中心性への招待（他者を視野に入れる備え；隣り人になる行為 ほか）
著者等紹介
木村寛［キムラヒロシ］
１９４２年堺市に生まれる。１９６０年府立堺工業高校化学科卒。１９６９年秋田大学鉱山学部冶金科、社会通信教育修了。１９８８年学習院大学理学部（小川智哉教授）に博士論文提出、受理、『融液からの結晶成長の基礎に関する研究』。１９６０年から、三菱電機（株）中央研究所に勤務。２００２年退職
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