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内容説明
本書は実際にエージェントやエージェントシステムの開発や応用を考える場面で生じる素朴な疑問、例えば「エージェントの具体的な構造や機能はどのようなものか?」、「複数のエージェントを協調的に動作させる仕組みはどうなっているのか?」、などに対して、その解や手掛かりをなるべく分かりやすく提示することにより、現下のエージェントシステム技術の基礎を習得することを意図してまとめられている。更に、そのための手段として、本書では、パーソナルコンピュータ環境などでも稼動する教育訓練用のエージェント開発ツール(エージェントフレームワーク)を導入し、これを利用してエージェントやエージェントシステムの試作と動作実験を行っていく。
目次
第1章 エージェントシステムの基礎
第2章 エージェント開発ツール:TAF
第3章 エージェントの設計と実験
第4章 エージェントシステムの設計と実験
第5章 エージェントシステムの実際
第6章 今後の学び方
著者等紹介
木下哲男[キノシタテツオ]
昭54東北大大学院情報工学専攻修士了。同年、沖電気工業(株)入社。平8より東北大電気通信研究所助教授。知識型システム設計方法論、知識情報処理システム、エージェント指向コンピューティング、エージェント応用システムなどの研究開発に従事。情報処理学会平成元年度研究賞、情報処理学会平成8年度論文賞受賞。工博。電子情報通信学会、情報処理学会、人口知能学会、日本認知科学会、AAAI、IEEE、ACM各会員
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