ピカドン (新装改訂版)

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884933333
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

181
言葉などない。この本は世界中のの小学生に見ていただきたい。授業で伝えて頂きたい。そうして忘れないで伝え繋がってと願うばかりです。2020/08/10

73
絵のみで進む絵本。悲しくて、こんなもの作って人間に向けて落として、現代の世界に落としたって防ぎようが無いのに昭和初期の無防備な日本に落とすなんてと怒りが湧いてくる。広島に住んでいた市民の人が何をしたというのか。おそらく一瞬すぎて自分が亡くなったと気づかない人、1発の爆弾だとわからないまま死んだ人もいるのではないかと思います。現代の日本人も、原爆投下が歴史上の出来事になりすぎているところがあるのでもっと考えるきっかけになる本だと思うし文字が無いので日本人以外の人にも読んでほしいと思いました。2021/06/20

けろりん

56
青空、入道雲、飛び交う小鳥。朝の茶の間で掛け時計が時を刻む。乳飲み子を胸に抱く若い母、物干し台で坊やが紙飛行機を飛ばす。ピカッと、ドンと。懸命に生きていた人達の上に。輝く海に。まだ見ぬ未来に。忘れてはならない。紙飛行機の飛び行く先が再び暗い影に覆われぬよう。語り継いで行かねばならない。この本を読むきっかけを与えて下さった素晴らしいレヴューに感謝いたします。2020/08/13

とよぽん

49
1978年に制作された短編アニメーションを、絵本にしたもの。閃光をピカ、衝撃波をドン、と表す。あの日、人々は何の疑いもなくいつものように夏の朝を過ごしていた。それが一瞬のうちに、この世のものとは思えない地獄さながらの様相に変わる。「大量虐殺を超えた悪」と、戦勝国側の人物も認める。木下小夜子さんのアニメーションは「我々の良心に平和と友愛のメッセージをもたらす」と、世界の多くの賞を授けられた。アニメーションの一コマ一コマに、人々の様々な感情や痛み、原爆の残虐非道さが表されていた。2020/09/07

ちえ

45
読友さんのレビューより◆晴れた夏の朝、いつもと変わらない一日。空を見上げる。一発の爆弾、閃光、爆風と熱。持ち物、衣類、肉体は剥ぎ取られ、溶け、燃え、崩れ、街は瓦礫となる。一切文章は無い。一コマ一コマの絵が訴える、その力。言葉にならない。多くの人、世界中の人に読んでもらいたい。2021/08/29

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