内容説明
文学の中の猫、旅先の猫、そして“私の猫”…“永遠に猫なるもの”への思いを綴った、心が温かくなる一冊。
目次
1 猫に会う(俳句のなかの猫;猫と旅行と ほか)
2 猫人間の喜びと悲しみ(わが恋せし“男”―田中澄江さん;猫の形の土鈴作り―楠トシエさん ほか)
3 猫詩の小部屋(猫の春夏秋冬;願い ほか)
4 マロン・猫日記(喉を鳴らしてふたりでお茶を―一九八〇年代前半;香りに包まれた日々―一九八〇年代後半 ほか)
著者等紹介
熊井明子[クマイアキコ]
エッセイスト。長野県松本生まれ。信州大学教育学部(松本)修了。映画監督熊井啓と結婚。長年ポプリの研究につとめ、ハーブにも造詣が深い。1999年、『シェイクスピアの香り』をはじめとする著作活動に対し、山本安英の会記念基金(委託者・木下順二氏/運営委員長・尾崎宏次氏)より、「シェイクスピアの魅力を新たな角度から探求した業績を評価して」、助成金を贈られる
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