君子を目指せ小人になるな―私の古典ノート

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884748302
  • NDC分類 159.8
  • Cコード C0034

内容説明

仕事も人生もうまくいく原点は古典にあった!古典に学ぶ北尾流リーダー論。

目次

第1章 私にとっての中国古典(君子の生き方、小人の生き方;私が中国古典から学んだ人生観)
第2章 君子と小人―孔子の人間教育法(『論語』の力;「君子」の字義 ほか)
第3章 君子に備わる五つの徳―「仁」「義」「礼」「智」「信」(「徳」とは人間の本性そのもの;徳の根本となる「仁」 ほか)
第4章 君子の条件―さまざまな君子像(君子の三つの基準―伊與田覺氏の掲げる君子の条件;理想的な人格の四つの基準―于丹氏の掲げる君子の条件 ほか)
第5章 天命を知る―何のために生きるのか(絶対的・必然的な「命」と「道」;天人思想と自然観)

著者等紹介

北尾吉孝[キタオヨシタカ]
1951年、兵庫県生まれ。74年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年、野村證券入社。78年、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。89年ワッサースタイン・ペレラ・インターナショナル社(ロンドン)常務取締役。91年、野村企業情報取締役。92年、野村證券事業法人三部長。95年、孫正義氏の招聘によりソフトバンク入社、常務取締役に就任。現在、ベンチャーキャピタルのSBIインベストメント、オンライン総合証券のSBI証券、インターネット専業銀行の住信SBIネット銀行、ネット損保のSBI損保、ネット生保のSBIアクサ生命等の革新的な事業会社を傘下に有し、金融、不動産、生活関連サービスなどの事業を幅広く展開する総合企業グループ、SBIホールディングス代表取締役執行役員CEO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かず

6
著者はホリエモンのニッポン放送買収騒動の際、ホワイトナイトとして敢然と立ち向かった硬骨漢。本著では論語を基に人生指南をされています。感想は、只一言「難しい」です。儒教に親しんで8年程になりますが、読む度に実感しています。すらすらと読めてもそれが腹の底まで落ちていかない、もどかしい感覚です。こういう本は、読後に実践しなければ何の足しにもならないのですが、例えば「仁」「敬」にしても、全ての存在に対してそうあるべきという理想は理解しても実践は難しい。心底、そう思い、道は険しいと打ちひしがれるのです。2016/02/04

Yasuhiro

3
図書館本2022/04/23

Hiroki Nishizumi

2
我未だ天命を掴めず2021/03/06

Takeru Shimo

1
<要約>中国古典から学んだ君子と小人の違いを北尾さんなりわかりやすく解説している本<感想>やっぱそうだなーと身を慎む想いになった本だった、本読み続けるのって大事だな。<活かせること>・天は必ず見ているまず何にもまして天の存在を意識すること、日本以外の国では、神または創造主の存在があるから規範が保たれていると信じている。「君子必ず其の独りを慎むなり」「隠れたるより見わるるはなく、微かなるより顕かなるはなし、故に君子はその獨を慎む」2016/01/03

ビイーン

1
とっつきにくい「論語」をわかりやすく書いている。「本当の教養とは何か」を改めて考えさせてくれた。北尾さんは、絶頂期だったホリエモンが起こしたニッポン放送株の取得騒動のときに、ホワイトナイトになって対峙した方。あの当時、マスコミにもてはやされて人気者だったホリエモンに喧嘩を売った勇気は、今思えばスゴイこと。まさに「君子を目指せ小人になるな」を自ら実践している。2014/06/28

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