柴田元幸翻訳叢書<br> アーネスト・ヘミングウェイ こころ朗らなれ、誰もみな

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柴田元幸翻訳叢書
アーネスト・ヘミングウェイ こころ朗らなれ、誰もみな

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884184308
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

ヘミングウェイの決定版19篇

『清潔な、明かりの心地よい場所』『殺し屋たち』『君は絶対こうならない』『死者の博物誌』……誰よりもシンプルな言葉で、誰よりも深い世界を描く。柴田元幸の新訳で贈る、まったく新しいヘミングウェイの短編集

2012年11月27日発行


目次

○ 清潔な、明かりの心地よい場所
○ インディアン村
○ 殺し屋たち
○ 死者の博物誌
○ 君は絶対こうならない
○ よその国で
○ この世の首都
○ よいライオン
○ 闘う者
○ 兵士の地元
○ 雨のなかの猫
○ ギャンブラー、尼僧、ラジオ
○ 蝶と戦車
○ 世界の光
○ いまわれ身を横たえ
○ こころ朗らなれ、誰もみな
○ 心臓の二つある大きな川 第一部
○ 心臓の二つある大きな川 第二部
○ 最後の原野

訳者あとがき
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二十世紀なかばから後半にかけてアメリカで作家になろうとした人たちにとって、ヘミングウェイの書き方をまったく意識しないことはおよそ不可能だった。……そういった影響力で考えると、むろん長篇も大事ではあれ、ヘミングウェイの場合、決定的に重要なのはやはり短篇ではないかと思う。__柴田元幸

内容説明

誰よりもシンプルな言葉で、誰よりも深い世界を描く。新訳で贈る短篇集。ヘミングウェイの決定版19篇。

著者等紹介

ヘミングウェイ,アーネスト[ヘミングウェイ,アーネスト][Hemingway,Ernest]
1899年、イリノイ州に生まれる。10代で赤十字社に入り、第一次大戦に従軍、北イタリア前線で負傷する。後にスペイン内戦や第二次大戦にも従軍記者として参加。パリやキーウエストを拠点に多くの長篇、短篇を残す

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年、東京に生まれる。東京大学教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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buchipanda3

123
「われらの時代に」や「女のいない男たち」などの短編集から訳者の柴田さんが自らの好みでセレクトした作品集。ヘミングウェイは長編に著名な作品が多いが、訳者あとがきを読むと、著者の「なるべく書かない」という氷山理論は短編でより活きるとあり、なるほどそれを意識して読むとこの文章にかなりハマっていく感じを持った。題材として死、戦場、自然が浮かぶ。ただそこにはタフというよりも人の心の脆さが垣間見え、それが切なかったり、乾いたユーモアを見せたりして複雑な情感が呼び覚まされた。未完の「最後の原野」は続きを想像したくなる。2021/05/10

ペグ

83
以前カズオ イシグロ氏の白熱教室において「貴方は何故小説を書くのですか?何故小説を読むのですか?」との質問に対して「人間の心を知りたい。読みたい。書きたいのです」と語っていらして、わたしの心にずっとそのことが残っていました。そして、この短編集は如何にも!と膝を打ちます。抑制の効いた文体は柴田先生の訳だからでしょうか?素晴らしい短編の数々。最近つくづく思うのです。辛い話も楽しい話も全て(読むこと)が好きで良かったなあ〜と。2021/09/28

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

78
☆5.0 そんなことが出来るかどうかは別にして、キャンプに出掛け薪を焚き近くの水場から汲んできた水を沸かす。 沸いたお湯で少し濃い目の珈琲を淹れ“ちょっと苦いな”なんぞと想いに耽る。 珈琲に飽いたら、やおらヘミングウェイの『こころ朗らなれ、誰もみな』など読み始めてみる。2020/12/29

アキ

77
まずはこの本の紙質と文字の大きさが好み。お目当ての短編は「殺し屋たち」エドワード・ホッパーが編集部に手紙を出した程気に入った短編。その後描かれたナイト・ホークスにその影響がみられる。バーでの緊張感のある感情表現を抑えた会話と登場人物。その他18編、死と隣り合わせの戦場での削ぎ落とされた表現の作品、シーンを提示しただけで感傷に浸らない終え方、欧州の戦線での自身の経験から生まれた作品らを、柴田元幸のセレクトした嗜好で読む。「清潔な明かりの心地よい場所」「闘う者」「雨の中の猫」「蝶と戦車」「最後の原野」が好み。2020/03/09

キムチ27

66
思いの外、時間が掛った。淡々と続く、日常描写。なかなか入り込めず、呻吟。あとがきに曰く『氷山理論』と称するヘミングウェイの短編手法なのだと。無駄なものをそぎ落とす。「武器よさらば」「日はまた昇る」「誰がために鐘は鳴る」「老人と海」くらい読んだだけの私には短編集は馴染み無い。短編にこそ、作家の力量は現れるとよく言われるように、ヘミングウェイの傑作が多出していると訳者は述べている。英米文学を知りつくした柴田氏ならの妙言と感じた。筆者の分身と言われるN・アダムズを主人公に据えた作品群が面白かった。従軍記者の2021/04/21

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