内容説明
パソコンが日本に登場した1970年の終わりから1990年前半にかけての出来事を中心に話を進め、パソコンのハードウエアだけにとどまらず、OSやソフトウエア、それにマーケットの状況まで含めたパソコン文化全般について解説。
目次
第1章 アップルだ!タンディだ!コモドールだ!
第2章 国産8ビットパソコンの登場
第3章 16ビット機への飛躍とMS‐DOS
第4章 二つの業界統一規格「MIDI」と「MSX」
第5章 パソコン通信の幕開けとキャプテンシステム
第6章 32ビット時代の到来
第7章 ビジネスマシンへの変容と「三種の神器」
第8章 ウィンドウズ登場とインターネット
著者等紹介
藤広哲也[フジヒロテツヤ]
1960年生まれ。電気通信大卒。大手電子機器メーカーにて開発経験を持つコンサルタント兼テクニカルライター。株式会社コアブレインズ取締役社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sleipnirie
2
2004年に出た本。 80年代以降の日本のパソコンの歴史をざっと知りたいならこれ。著者の体験を交えながら気軽な口調で語る。 専門用語が多く出てくるけど大体の流れをつかめる。 PC本体だけでなく、雑誌、MIDI・MSX、日本語入力と変換、表計算・データベースソフト、パソコン通信にも触れてる。2017/06/02
西やん
0
2004年発売の本で進歩の早いPCの世界にあっては少し時代を感じますが、PCがまだマイコンと呼ばれていた時代に、新しい機械の登場にわくわくしていた50代の人間にとっては本当に懐かしい1冊です。 ただ、難点をいれば、私のファーストマシンのコモドールVIC-1001に関して、1言も触れられていないことです。あの当時、非力なおもちゃのようなマシンだとはいえ、5万円台の価格は貧乏学生にとっては、とても魅力的でした。2012/08/28
Sleipnirie
0
まる