内容説明
経済学の基本的な考え方を理解することを第一の目的とし、経済理論の基礎に関わるトピックに限定した、ミクロ経済学のテキスト。「シグナリング」の節を加え、国際貿易とゲームの理論を付け加えた増補版。
目次
1 基礎概念と分析手法
2 消費者行動
3 企業行動
4 競争経済の均衡
5 経済厚生
6 不完全競争
7 公共経済
8 不確実性
9 投入産出分析
10 国際貿易
11 ゲームの理論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
逢空れい
3
かなりの良書。一部数学的にまずいところもある気がするものの、説明の無駄が少なく、定義からの式変形で簡潔に説明してくれている。微積線形程度の数学ができて、ミクロ経済学を急いで学びたい人にはおすすめ。2013/07/18
金糸雀
3
はいはい良著良著
さわ
2
再読。中級ミクロの定番の教科書。初めて読むと数学の多さに辟易したが、数学を勉強した後読むと理解が深まる。一部のトピックの中で、いらないと思う箇所が何個かあるし、ゲーム理論はわかりづらいが、読むしかない。2016/07/15
がっち
2
公務員対策。中級ミクロにおいてこれをやらずに何をやるの?というたぐいのもの、確かに他にいい本あるが、これのもう一つの演習がバイブルとなっているため、これを買わなければならないだろう。ただ、ゲー論がうすいのでほかで対策するのが必要かと思う。2012/07/31
Voces Intimae
2
簡単な数学の知識のみで読めるが、ミクロ経済学入門として充分な内容だと感じた。続いて西村・奥野・根岸なども読むと更に理解が広く深くなる。