内容説明
本書では、現在注目を浴びているJavaのオープンソースプロジェクトEclipse/JBoss/Jakarta/ApacheXML等のプロダクトについて包括的に紹介しながら、開発にEclipse、システムにJBossとMySQLを利用したJ2EEシステムの開発手法から、JBossクラスタリングによるハイパフォーマンス/ハイアベイラビリティなシステムの実現方法、さらには、脚光を浴びつつあるWebサービス技術に欠かせないAxisの効果的な利用法を紹介する。また、海外では注目を浴びていますが、日本ではまだあまり知られていないHibernate/JFreeChart/Castor/XPP3といったプロダクトも紹介する。
目次
第1章 Javaオープンソースの現状(Javaのオープンソースが注目される理由;Javaオープンソースの現状 ほか)
第2章 Eclipseを用いたJavaのオープンソースシステム開発(Eclipseの導入とインストール;Eclipseの概要 ほか)
第3章 役に立つフレームワークとツール(Struts―MVCフレームワークでWebアプリケーションの開発;JBossとApacheの連携―SSLの利用からクラスタの構築まで ほか)
第4章 「JavaでXML」基本から最新技術まで(はじまりのXML;XML用Java API標準(JAX‐API標準) ほか)
第5章 Javaで開発するWebサービス(Webサービスとは;Apache Axis ほか)
著者等紹介
岡本隆史[オカモトタカシ]
Ja‐Jakarta Project PMC,Debian Java Packaging Project Administrator。Debian GNU/Linuxを利用し始めたのをきっかけに、オープンソースの開発への参加に興味を持つ。本業でWebサービスの研究開発を行うかたわら、Javaに関するオープンソースの国際化/バグフィックスを行っている
吉田英嗣[ヨシダエイジ]
5年前、分散オブジェクト技術に関する研究を担当する中で、それまでのメイン言語であったFORTRANに見切りをつけ、本格的にJavaを使い始める。現在は、XML/Webサービスに関する研究活動に従事するかたわらで、雑誌への執筆活動を行っている
山口卓也[ヤマグチタクヤ]
仕事で、J2EEをベースのシステムに関するトラブルシュート、方式設計、また、オープンソース製品周りのサポートを担当している。稀に、雑誌記事も執筆する
樋山大輔[ヒヤマダイスケ]
以前は、インターネット上の検索技術の研究開発を行うかたわら、開発で身につけたスキルを活かし、Java、C言語の講師も行っていた。現在は、講師はやめ、Webサービス関連の研究に専念している
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