内容説明
本書は、実用的な内容に重点をおいた構成になっており、数式を用いないシミュレーション演習などで、スペクトル拡散通信技術などの基礎原理を解説した。チップ・セット等ハード技術の具体例を示し、理解を深められるようになっている。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ規格Ｖｅｒ．１ｂについても詳解し、先進各国で実用化されている情報通信方式についても報告。各方面で行われている研究・開発事例について解説し、今後の展望について述べた。
目次
第１章 Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈの基礎（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈの背景；Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈの概要；Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈと無線通信 ほか）
第２章 Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ規格（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈの構造；ＢｌｕｅｔｏｏｔｈのＣｏｒｅ規格；ＢｌｕｅｔｏｏｔｈのＰｒｏｆｉｌｅｓ規格 ほか）
第３章 Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈの実用化技術（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈのハードウェア化；ＢｌｕｅｔｏｏｔｈとＩＳＭ帯域；Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈの認証と電波法 ほか）
第４章 Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈのアプリケーション
著者等紹介
杉浦彰彦［スギウラアキヒコ］
１９６５年愛知県岡崎市生まれ。’８８年東京農工大学工学部応用物理学科卒業。’９０年同大学院工学研究科修士課程修了。同年豊田工業大学工学部制御情報工学科助手。’９７年東京大学大学院工学研究科電子情報工学専攻論文博士学位取得。’９８年豊橋技術科学大学大学院工学研究科知識情報工学系講師、’９９年同助教授、現在に至る。専門はマルチメディア情報通信技術の高度化と応用。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ等の近距離無線接続技術、次世代携帯電話方式、ディジタル放送方式、高速情報通信方式、ＩＴＳ技術、高能率符号化、ディジタル信号処理などの研究に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
