出版社内容情報
一日の終わり、そっとページを開いてみれば、星や月や雲、花や実、窓辺で囁く風の声が聞こえてくる。その声に耳を澄ませば…。自然は不思議な水先案内人(ナビゲーター)。自然にまつわる伝承や魔法、占い等を一冊一テーマで紹介。美しい写真に彩られて展開するエピソードの数々。読んで楽しく、見て楽しいシリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろっか
6
「三日月は新たな運命を告げ 半月は運命の旅路を照らす 満月はその鏡に世界を映し 闇の月は眠りの中で夢見る」古のいいつたえや神話、まじない、占いなどが月の写真とともに語られる。月齢のページでは30年間の新月齢が表記されていた。新月は19年ごとのほぼ同じ日に巡ってくるため、19歳、38歳、57歳の誕生日の夜であれば、生まれた時と同じ姿の月を見ることができるらしい。覚えていたら夜空を見上げてみよう。2021/09/11
千尋
6
月の写真集**月の占星術について簡単に紹介されていて、読んでいて面白かったです**2011/03/26
佐藤嘉洋
5
見た目のインパクトは、太陽に敵うことのない月。 しかし、月には月の美しさ、妖しさがある。 そんな魅力を余すところなく描いた本。 昨今、月光浴という言葉が頻繁に聞かれるが、どうやら、古代の人は日常的に月のパワーを信じていて、月の淡く優しい光を浴びて楽しんでいたようだ。 しかしながら、よくよく考えてみると、月光も元を正せば日光である。 太陽の光を、月のフィルターを通して、反射したのが月光なのだ。 その間に、なぜにこうも人を惹きつける光となって、暗闇の地上に優しく降り注ぐのだろうか。 夜空をふと見上げた。2016/11/17
Kazumi Miyake
3
持ち歩いて眺められる癒し本。職場の近くの本屋さんで星や月をテーマにしたフェアで発見。発刊されて実に18年ほど経ってた事に驚く。内容としては発刊当時に流行った月に関する伝説や占いの記述と美しい写真類。いつでも買えるかな?と後回しにしてたのが功を奏したのかな?2016/09/25
kai_sou@十五夜読書会
3
十五夜読書にて。様々な月の表情を写し撮った写真と、月に纏わる薀蓄。ページ数自体は少ないので、のんびりゆったりと眺めてリラックスした時間が持てました。シリーズ物の中の一冊だったようで、知らずに購入したのですが、機会があったら他の巻も手に取ってみようと思います。2014/09/10