内容説明
環境に負荷をかけない農的暮らしは、シンプルで心地よく愉しい。パーマカルチャーがめざすライフスタイルの具体像を提示する。
目次
序章 パーマカルチャーへのいざない(パーマカルチャーの目的と要素;成立の背景と各地への広がり;パーマカルチャーの目ざすところ)
本章 自然に寄り添う農的暮らし方(一粒の種がいのちを宿すとき SPRING;作物も草も虫もみんな仲間 SUMMER;妙なる恵みがあるからこそ AUTUMN;生きとし生けるいのちとともに WINTER)
著者等紹介
臼井健二[ウスイケンジ]
1949年、長野県生まれ。大学卒業後、1年間の商社勤めを経て、長野県穂高町(現・安曇野市)経営の山小屋の管理人として5年間過ごす。1979年、安曇野市に自然共生型の宿である舎爐夢(しゃろむ)ヒュッテを設置。2005年、北安曇郡池田町にゲストハウスシャンティクティを完成
臼井朋子[ウスイトモコ]
1965年、大阪府生まれ。夫の健二とともに3人の子どもを育てながら、舎爐夢ヒュッテ、シャンティクティを運営。安曇野たねバンクプロジェクト代表、森へ集まれ!ちびっ子会代表などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
67
たねの森おすすめ本。図書館。 パーマカルチャー…。つい最近図書館塔等で目にしはじめたワードですが、60年代にオーストラリアの教授が提唱したそうです。意外と歴史は古いのですね。 ティピー…。こちらもワードだけ聞いたことがあるのですが、煙突付き(?)テントのようなものらしいです。NHKでテント内サウナを試みて煙充満で失敗したのを見た思い出が…。2023/11/12
壱萬弐仟縁
36
URLはwww.ultraman.gr.jp//shantikuthi/ で、メイルはshanthi@dhk.janis.or.jp (150頁)。池田町や穂高で展開されておられる。敬意を表したいライフスタイル。シャンティクティとは、ネパール語で平和の家を意味するという。自然農、シュタイナー教育、マクロビオティック、地域通貨、共同体、フェアトレード、パーマカルチャーなど35年間も活動(1頁)。ガンジーに学んだり、田んぼのつくり方も近代農法とは異なり、全く違う栽培法が紹介されている。2016/03/23
たまきら
27
先週ひょんなことからお邪魔したシャンティクティ。宿泊代はドーネーション制!ついでに本を購入してきました。人生必要なのは遊びの精神と、ともに楽しめるパートナーだなあ、と感じつつ。アースバッグと竈は開拓地でも取り入れたいな。2020/08/11
kamekichi29
4
長野でゲストハウスを運営するご夫婦のパーマカルチャー的な生活の実践の記録のような感じ。ワークショップ的なものをやりながら、いろいろな取り組みをされている。面白そう。2024/01/20
lionleef
2
事始めたい2016/02/07