内容説明
持続可能な地域社会の実現に向けて。地域の活性化に、なぜSDGsが重要なのか?
目次
序章 地域におけるSDGs―なぜ地域・自治体がグローバル目標に取り組むのか
第1章 地方創生と自治体SDGs―グローバル目標の実践
第2章 地方創生に向けたSDGsの推進
第3章 地方自治体におけるSDGsの実践事例
第4章 パートナーシップで進める“地域のSDGs”
第5章 SDGs推進における評価指標と政策立案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
77
17の持続可能な開発目標:SDGs(Sustainable Development Goals)の理解するためざっと読み。生み出された経緯、どのようなことが課題にあって目標はどうなっているのか。取り組んでいる自治体と具体的な取り組み(北九州市・富山市)。街の活性化・ビジネスチャンスは良いのだけれど、財源をどうするのかということ(これも持続可能な地域社会の実現には不可欠)と、COP25との関係性はあるのか?SDGsの日本所轄はCASBEEと同じIBECなのですね。まだまだ不勉強。図書館本、ようやく手元に。2020/01/04
うるの
6
SDGsをどうやって政策に取り入れていくか、またその実行方法についての教科書的な一冊でした。北九州市を始めとする実例も紹介されていて、イメージはしやすかったです。ただ、これを取り入れれば即実現できる、というものではなく、各自治体や地域がそれぞれ考えていくことが大切だなぁと思いました。SDGsは世界全体で取り組んでいく目標として、もっと共有化され実践されていかないといけませんね。勉強になりました。2020/11/15
red herring
5
どう、自身に演繹するかよなぁ2020/09/02
まさるん
3
市民協働を考えるときにSDGsのパートナーシップの考え方を踏まえるべき。SDGsを共通言語にすれば、普遍的な目標に向かって協働のプロセスをとれば、組織風土を越えられそう、利害が一致できそう。2020/06/09
YN
3
この漠とした概念をどう使うか、に焦点を当てる。自治体がこのツールを使っていく上での背景、方法論を紹介する。分かりやすい。2020/05/28