みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。(勝つ広告のぜんぶ)

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883352074
  • NDC分類 674
  • Cコード C2063

内容説明

『宣伝会議』連載記事の「仲畑貴志の勝つ広告」に加筆・修正を加えまとめた珠玉のビジネスエッセイ。

目次

バレてますよ、下心。
セールスの故郷の訛りに買わされる
良い広告は特別ボーナスの価値がある。
「愛」が使える時代。「愛」が使えない時代。
アレコレ言って何も伝わらないより、価値あるひとつを確かに伝える。
開発に金が掛かった機能。高度な技術を要した機能。でもそれが、消費者にとって価値ある機能とは限らない。
商品は、自分で自分の価値を語りなさい。
名前や服装はマーケットを既定する。
良いパッケージは、良きディスプレイを要求する。
製品では売れない。商品になっているか。〔ほか〕

著者等紹介

仲畑貴志[ナカハタタカシ]
クリエイティブディレクター/コピーライター。1947年、京都市生まれ。広告戦略・企画・マーケティング戦略・クリエイティブ開発を専門とする。数々の広告キャンペーンをてがけ、日本の広告界を代表するコピーライター。また新聞紙上で川柳の選者を務め、その秀逸作品にエッセイを加えた『万能川柳』シリーズや、講談社より『この骨董がアナタです』という骨董にまつわるエッセイ集を出版し多岐にわたり活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

32
みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ。仲畑貴志先生の著書。みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。というタイトルを見て、自分のことを言われているような気がしてドキッとしました。言葉ひとつで、みんなに好かれようとして、みんなに嫌われることもあれば、みんなから興味をもってもらえることだってある。コピーライターというと特別な仕事のように感じるけれど、言葉を大切にする心掛けはコピーライターの仕事をしている人ではなくても持っていたほうがいいはず。2019/10/23

shigeki kishimura

5
広告はずっと存在するんだろうけど、昔ほどの輝きを生むことはないでしょう。ただ、商品の良さを伝えようとする広告の想いだけはいつまでも輝きのあるものだと、心のどこかで信じているんです。2018/02/26

miso_katsu

5
コピーの神様とも呼ばれる仲畑さんの本ということでじっくり読みました。まずは良いコピーを見て、それがどうして良いのか考えることにしよう。2017/06/11

メガネ

5
「ココロも満タンに コスモ石油」など名コピーを世に生み出したコピーライター仲畑氏の82のエッセイが掲載された一冊。前半は広告ビジネスについて、後半は表現について書かれています。これを読むと、コピーライターってのは面倒な性格なやつがたくさんいそうだなって思うのですが、一緒に仕事をしたらきっとオモシロイと感じさせてくれます。これから広告業に関わる人、すでに広告の世界で活躍している人にお薦めの一冊です。広告は広告屋の自己満足で創るのではなく、商品を売るための道具であることを忘れてはならない。2015/07/30

えい

3
エビフライの尻尾はみんな残すからって、尻尾が切られたエビフライが出てきたら、どうだろう。得体の知れない、キツネ色の揚げ物。そんなんじゃ食欲は湧かない。コピーとは、エビフライの尻尾なのだ。「ココロも満タンに コスモ石油(コスモ石油)」、「おしりだって洗ってほしい。(TOTO)」等の名コピーで知られる仲畑貴志氏の広告論。広告は嫌われる。何かの商品を売りつけようとしてくるのが、ひと目でわかるのだから。そんな不利な状況でいかに消費者を動かすか。コミュニケーションやコトバの力で、売上が一変するなんて、おもしろい。2017/11/17

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