目次
1章 琵琶湖沿岸域の特性と課題
2章 湖岸地形の特徴と変遷
3章 湖岸植生の特徴と近年の変化
4章 水草(沈水植物)の現状とその変遷
5章 底生動物の現状とその変遷
6章 魚類と湖岸環境の保全
7章 水鳥の現状とその変遷―価値ある湖岸湿地保全のために
8章 保全のための琵琶湖をみる視点
9章 沿岸域管理に向けて
終章 琵琶湖岸の風景の保全
著者等紹介
西野麻知子[ニシノマチコ]
理学博士。1982年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。滋賀県琵琶湖研究所、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターを経て、びわこ成蹊スポーツ大学特別招聘教授。専門は陸水動物学、保全生物学。琵琶湖の底生動物をつうじて琵琶湖固有種の進化、琵琶湖の環境変化を研究しており、最近は琵琶湖岸の生物多様性保全の研究を行っている
秋山道雄[アキヤマミチオ]
1982年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。滋賀県琵琶湖研究所、滋賀県立大学環境科学部を経て、滋賀県立大学名誉教授。専門は経済地理学、環境政策論。水資源や水環境に関する課題を、社会科学的側面から研究してきた。琵琶湖については、集水域や沿岸域の環境変化とその政策的含意を対象に実証分析をベースにおいて研究を進めている
中島拓男[ナカジマタクオ]
理学博士。1974年東京都立大学大学院理学研究科生物学専攻博士課程単位取得退学。滋賀県琵琶湖研究所、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターを経て、認定NPO法人びわ湖トラスト理事。専門は微生物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。