ゆうきくんの海

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ゆうきくんの海

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883201822
  • NDC分類 378.4
  • Cコード C0090

内容説明

涙と笑い、そして涙がいっぱい!みんな理由があって生まれてきたんだから、生きていると嬉しいこと、いっぱいあるよね。養護学校の名物先生“かっこちゃん”の書き下ろし感動エッセイ集。

目次

第1章 忘れない、いつまでも(やさしい音色;まぶたの交信 ほか)
第2章 うれしい日(油粘土事件;ひまわりになりたい ほか)
第3章 好き好き、大好き(あーちゃんはトイレ仲間;つーちゃんの耳掃除 ほか)
第4章 みんなでコスモス街道(ふたりの始球式;人権と誇りと ほか)
第5章 雲より高い風になり(こんにちは、大ちゃん;ありがとう、雄太さん)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

20
山元加津子さんは、本当に純粋で繊細で、自然体で人に寄り添える方だと思いました。障害者現場にいながら、対峙することしか出来ていない自分に、様々な事例を通して、大切なメッセージをいくつもいただいたように思います。2021/05/04

tempest

3
相手の心に寄り添うことでいろんな奇跡が起こる。自分を差し置くというのは辛い面があるんじゃないかと想うけれど、かっこちゃんはそれを楽しいというのがスゴイ。なかなかそのような気持ちにはなれないけれど、ある意味自分を捨てることで開ける暖かい世界があることを知りました。2010/11/26

ソープ

2
自閉症の姪がいます・・。 叔母としてどうしてせっしてあげたらいいのか・・ ぬくぬくといきてきた自分たち家族と 試行錯誤して育てている姪っ子の家族。 自閉症+多動症+知的障害 これから困難な時代を迎えるであろう家族に対して少しでもヒントを得れたと思います。 2012/05/01

小心

1
私にはすでに成人した自閉症の息子がいる。多動の頃は追いかけまわすのが本当に大変だった。でも正直なところ、表題作のお母さんの日記の意味(母親を求めて子供は走り回っていたんだ、というところ)がよくわからない。自分を追いかけている人を探し続けて走り回るってどういうことなんだろう。うちの子はバスやトラックの乗り物が見たくて走ってたような気がする。2013/10/02

amaryllis

1
「一番大切なのは『好き』という気持ちだったんだ」。心が通じ合うとはなんなのか、頭ではなく、からだで、芯から理解することはどういうことなのかをつくづく考えさせてくれる。読んでると、かっこちゃんがほんとに天使に見えてくる。表題作は1/4の奇跡でも紹介されているけど、何度読んでも涙が出そうになる。2010/06/20

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