内容説明
あの3人が新たな仲間と一緒に帰って来た!今回は「教材開発」という課題に挑戦!さぁ、どうなるか。
目次
第1章 「いきなり先生」三人のその後(平野さんのその後;今井さんのその後 ほか)
第2章 海外派遣のケーススタディ(相馬さんの出発;相馬さん、初出勤 ほか)
第3章 日本語教育フェスタ(前編)(イベント会議の乱入者(あの人)と顛末
イベント実況―平野さんの課題 ほか)
第4章 日本語教育フェスタ(後編)(視聴覚教材論;教材開発の理念と実践)
著者等紹介
荒川洋平[アラカワヨウヘイ]
東京外国語大学准教授(留学生日本語教育センター)。1961年東京生まれ。立教大学文学部仏文科卒業。ニューヨーク大学教育学大学院修了。デューク大学助手、国際交流基金日本語国際センター専任講師を経て1999年から現職。2002年~2006年、大学院地域文化研究科助教授。専門はメタファー研究を中心とした認知言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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miso_katsu
3
日本語教育能力検定試験に役立つかなと思って読んでみたけど、今回は試験に直結するような内容ではなかった。というのも、前回よりも発展的な内容だったから。実際に日本語教育の場に置かれれば、ためになるのかもな。 日本語教育に興味をもつ読者に夢を見させるだけではなくて、リアルなことを伝えようとする姿勢がよかった。2020/10/04
ena
1
荒川先生の本が好きなので手にとった。前作の人たちがつながり、群像劇になっていた。小説としてもおもしろい^^それぞれの登場人物が日本語教育に関わっている姿を見て、さらに親近感と勇気が湧いた。授業のアクティビティの作り方は参考になった。オーストラリアのせいとせんせいの話は興味ある。/さて、内容は前回よりさらにレベルアップして結構難しい。/私はそろそろ日本語教育の分野に戻る予定なのだが、それにあたって気を引き締めることができた。/「与えられた場所で毎日かかさずに105%の準備を行い、65%の学習者を納得させろ」2013/12/16
haruno
0
借りて読んだのだけど、手元に置いておきたくて、前の巻も一緒に購入。2014/04/13
bombo9196
0
前作は初級者に対する指導などが載っていたのに対して、今作は初中級~上級まで幅広く応用できる内容が多く載っていた。具体的な事例だけでなく、留意すべき点などが細かく記載されていたのはとても良かった。もし日本語を教える機会があればこの本をシラバスなどのチェックに使いたい。2013/08/30
keycat0314
0
来年から、いきなり先生を始めることになり、全巻と合わせて慌てて読みました。自分でも上手くいくのか自信がありませんが、先の課題がわかって参考になりました。何度も読み直したい本です。2012/12/26