内容説明
拷問の歴史は「陰の歴史」とも言い換えることができる。本書では、拷問具を中心に、さまざまな拷問について解説する。
目次
古代世界の拷問
中世世界の拷問
近世世界の拷問
現代世界の拷問
処刑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アッシュ
5
戦争ものの本や、時代小説にたまに出てくる拷問シーン。その度に軽いショックを受け、これはいかんと思い、免疫をつける為に読んでみた。あらゆる拷問が網羅され、読み始めの頃は内容と挿絵を見て引いていたが、読み終えた時にはなんとも思わなくなった。そんな自分を少し恐ろしく感じた。当時の執行人もそうやってより残酷な拷問をしていったのだろう。娯楽の無い時代は拷問や処刑が公開され、民衆の憂さ晴らしになっていたという。驚いたのはあの先進国フランスが私が小学生になる頃までギロチン処刑を行っていたという事実。2012/11/16
カラヤ3
1
人間を痛めつけるという事について人がどこまで残忍になれるかということを知らせてくれる。当たり前だが、拷問を受ける立場にはなりたくないものだとつくづく思った。2020/11/23
向日葵
1
この本は、読み手によって、どこを どう 捉えるか、異なる作品だと思っております。私の場合、歴史全般、興味が大変あり、歴史を知る度、 拷問 の言葉がよく出てき、拷問とは、何なのか?と常々、思っていました。この本で、読む限り、年代や国拷問の様々な理由がそれぞれ違うと少しですが知ることが出来ました。でもやっぱり拷問は現代にもありあってはならない風習の一つだども考えさせられた1冊でした。完読。2017/01/10
またすけ
1
ページめくるたびに玉ヒュンする。2015/07/01