目次
第1章 ヴァンパイアとは何か?(吸血鬼ドラキュラ;ヴァンパイアという存在 ほか)
第2章 歴史の中のヴァンパイア(ドラキュラ伯爵のモデル;英雄にして悪鬼 ほか)
第3章 世界のヴァンパイア(バルカン諸国;東欧 ほか)
第4章 ヴァンパイアの本質(魔女とヴァンパイア;ペストとヴァンパイア ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫
10
図書館本。物語の吸血鬼から始まって、世界各地の吸血鬼伝承や実際に歴史残った吸血鬼の話、伝説の元になった人物の話など。切り裂きジャックを初めとする猟奇殺人犯たちが吸血鬼の本に一緒に収録されているのはいかがなモノか。まだ生きているのに死んだと判断されて、埋められた後で息を吹き返したせいで地面からうめき声が聞こえたり、運よく這い出すことが出来た人が吸血鬼だと思い込まれてトドメを刺されてしまうとか、居たたまれない話も。吸血鬼は怖いけど、一番怖いのは人だな…。2019/02/17
とーとろじい
2
網羅的に吸血鬼を紹介するという感じのわかりやすい本。カタレプシーによる早すぎた埋葬が吸血鬼の発端という有名な説や、狼が死体を墓から掘り返した光景を見て吸血鬼と闘っている光景なのだと勘違いした説、ペストと吸血鬼の関係など、抑えるべきところは抑えている感じ。それにしても米粒や網目を数えるのはなぜなのか?(起源が気になる)吸血鬼というのは今でこそ萌えキャラにさえなっているが、当時は差別や排除(ジプシーや異教徒に対する)と結びついていたのだと改めて思わされる。2019/02/01
ゆであずき
1
感想を残すほどのものでもないかな。カタレプシーだけは初見でした2014/05/19
代理
0
期待してた内容とは違った。2009/03/26