Truth in fantasy<br> 天使

  • ポイントキャンペーン

Truth in fantasy
天使

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883172504
  • NDC分類 191.5
  • Cコード C1014

内容説明

天使とは、神によって人間よりも上位の存在として創造された、純粋に精神的な実態であるとされる。天使=Angelの語源はギリシャ語Angelos=使者に由来する。その起源は『旧約聖書』にはじまり、『新約聖書』や『コーラン』にも登場する。つまり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教えのなかに“神の使者”として神聖な職務を持つ存在として記されているのだ。一神教として最古の歴史を持つユダヤ教の正典“聖書(旧約聖書)”に登場する天使は「み使い(ヘブライ語Malakh)」と記されている。こうした天使の存在はキリスト教、イスラム教にも受け継がれた。特にイスラム教においては天使の役目は重大だ。経典『コーラン』は神の言葉をムハンマドが記録したものとされているが、その仲介役としてジブリール(ガブリエル)という天使が活躍しているのだ。本書では、こうした宗教に今までまったく関心がなかった方々を対象として“天使のすべて”の紹介を目的としている。

目次

第1章 天使たちのプロフィール
第2章 堕天使たちのプロフィール
第3章 天使の住む場所
第4章 天使の檜舞台
第5章 スウェデンボルグの天使と天国
第6章 天使のバック・グラウンド
第7章 聖書の世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

115
神は7日間に渡る天地創造に先立って、天使達を作ったという。さらにその原料は炎だったなんてかなり驚き。聖堂などでよく見かける「人間が描いた天使」について鋭くメスを入れ、天使というものの本質、実態について真面目に書かれた天使事典。職務と名前くらいはある程度知っていたものの、天使のバックグラウンドや神の座とその周辺については知らないことも多かったので、そのあたりがすごく興味深かった。 2014/01/31

びっぐすとん

17
図書館本。「truth in fantasy」シリーズ。ファンタジーと言えば天使。「天使のような」っていうけど、天使けっこう黒いね。ていうか戦闘実行部隊だね。詳しくて(詳しすぎて)頭パンパン。天使の序列とか組織編成とか表になってるとわかりやすかったな。「最後の審判」に至る前が恐すぎる。創世記が宇宙の始まりなら、これって宇宙の終わりじゃないの?異教の神様を悪魔扱いってひどいな、多神教なら平和に習合出来るのに。天使といえども堕落するし、キリスト教の神様は寛容なのか不寛容なのか、ますますわからなくなった。2021/03/30

sibasiba

6
真・女神転生やりたくなった。前半の天使や堕天使のエピソードより後半の天国の解説や最後の審判についてが面白かった。2013/10/10

えろこ

1
浮ついた所はありません。まじめに、その上わかりやすく、天使のことについて解説しています。いい本だと思います2010/07/19

きりしま夕映

1
宗教なんかに興味があるマニア向け。わかりやすい天使図鑑。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/523967
  • ご注意事項