著者等紹介
戸塚英子[トズカヒデコ]
大阪市生まれ。24年間、公立中学校の美術教師をつとめる。教師を辞し、版画家、儀間比呂志氏に師事。木版画と絵本の創作活動を続ける。個展11回、茨木市美術協会会員、えぶんの会会員。2007年おおしま国際手づくり絵本コンクール奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
10
あの東日本大震災の悲劇と、生きていこうとしている人々の姿が、木版画を通して描かれています。 津波で命が奪われていくシーンなどは、どのような気持ちで木を彫りこんでいったのかを考えると、作者の鎮魂歌のようにも思えました。 きっと風化させてはいけないという願いをこめたのでしょう。 思い出される風景がいっぱいありました。 忘れてはいけないし、伝えていかなければいけない絵本だと思います。2016/02/15
ゆきな
1
淡々と、淡々と描かれているのに、胸に去来するものがたくさんあります。2016/03/10