1+2=3―足し算に潜む迷宮

1+2=3―足し算に潜む迷宮

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883031238
  • NDC分類 410
  • Cコード C0055

内容説明

「ここにリンゴが1個ありました。ここにリンゴが2個ありました。足したらほら3個でしょう」けれども、「リンゴ1個はまあいいですよ。でも2個のリンゴってなんですか。リンゴとリンゴでしょう?ここにリンゴがあります。そこにもリンゴがあります。合わせるとリンゴです。ではないの?すると、1+2=3って結局、どういうこと?」と問い返されたら…。「1+2=3」という単純な足し算を題材に「集合」、「関数」、「論理」、「代数」、「コンピュータハードウェア」の各パラダイムごとに計算の仕組みを解説し、コンピュータの基礎理論を探求していきます。

目次

第1部 集合
第2部 関数
第3部 論理
第4部 代数
第5部 コンピュータ・ハードウェア
第6部 付録

著者等紹介

山村吉信[ヤマムラヨシノブ]
1978年同志社大学工学研究科博士課程前期電気工学専攻修了。同年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。1983年サイエンス・インスティチュートに移る。1985年から2年間、米国プリンストン大学大学院計算機科学科に留学。1990年、SE研究所。1994年から、ソフトウェア開発センターにて現場でのソフトウェア開発プロジェクト・リーダーとなる。2000年4月、日本パラメトリック・テクノロジー株式会社(PTC)にて事業開発・プログラム・マネージャ。2000年11月、ウェブメソッド株式会社(wM)にて技術部長。後に、ロゼッタネットとメインフレーム統合のディレクタ。2002年8月、ウェブメソッドを退社し、YARNE(ヤルネ)設立。1994年から1999年まで、IBM在職のまま、日本電子専門学校で非常勤講師を務める。1990年、情報企画委員としてウィーン開発技法の国際標準化に従事。2001年6月から2002年4月まで、電子商取引の標準であるロゼッタネットジャパンの運営委員に任命され、ロゼッタネットの普及・啓蒙活動に従事する
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