内容説明
医学の歴史は残酷な理不尽のカタログに過ぎず、無知を虚構にすり替えたものである。あまりに残酷で、人間くさく、滑稽な医学の歴史。
目次
１ ヒポクラテス、その他の先達
２ 人、微生物、歴史
３ 暗中模索の発見
４ 痛みの征服
５ 金の頭の杖
６ 悪魔が乗り移った名人理髪師
７ セックスと落とし穴
８ 行き詰まり
９ 奇怪な療法
１０ フロイト、英国人の女性家庭教師と焦げたプディングの臭い
１１ 学者、無断欠席者と教師お気に入りの優等生
１２ 政治的統一体
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YnariY
0
以下、自分用メモ ＊チェーンストークス呼吸 ＊トモシリ草 ＊英国の警察官の愛称：ボビー 英国の警察を完成させた人が、サー・ロバート・ピールは通称 「ボビー・ピール」と呼ばれていたことから。 ＊Anaesthesia （an否定の接頭語 + esthesia知覚） ヴィクトリア女王が、レオポルド皇子出産の際、クロロホルム麻酔を 使用したので、ロンドンでは、アナステジアという名が女性の名前 として流行した。2011/06/23
suzuki-takefumi
0
西洋医学史のピソードを詰め込んだ本。全体的に駆け足過ぎる。冗談が多いが、そのために本筋がおろそかになっており、何を冗談の種にしているかが分からない部分が多い。読みにくい文章や、単純な誤字も多い。2008/07/16
