著者等紹介
府瀬川秀司[フセガワヒデシ]
1957年埼玉県生まれ。成城大学卒業。1988年から北東北(青森県、秋田県、岩手県)の自然に魅せられて撮影をはじめる。なかでも、ブナ林に興味をもち、栗駒山周辺など各地の貴重なブナ林をフィールドとしている。最近は、世界自然遺産に登録された白神山地のブナ林の取材から、かけがえのない自然の重要性や地球温暖化による天候異変などの影響に着目し、自然とむきあって生きる人びとをとおして、本来あるべき人と自然の関係とはなにかを考え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さすらいのアリクイ
21
青森と秋田にまたがる世界遺産・白神山地と白神山地にあるブナ林を写真と文章で楽しめる本。白神山地の雪解けや、梅雨の時期にブナ林を包む雨雲、雨つぶがついたブナの葉っぱなど、この本の写真を観ていると白神山地の雄大さや、著者の方が写真の中で捉えた光景、いいなあ、とため息。「春のブナ林は、いろいろな色の葉っぱがある。「春もみじ」ともよばれる」「むかしから、「ブナ林では、かさはいらない」と、いわれている」など、文章もブナや白神山地の四季の面白い部分、知らない部分を教えてくれます。読むと白神山地に行きたくなるような本。2016/08/27
魚京童!
16
こういうところを散策したい。意味もなく歩いて、彷徨って、鹿に助けてもらう。あるいは猟銃を持ってうろついて熊を狩るんだ。相棒には猟犬。そして火を熾してマシュマロを食べるんだ。2019/04/12
こどもふみちゃん
4
白神山地の1年間が良く分かりました。5・6・7・8・9歳向け。2013/11/03
遠い日
1
110201 【読書ノート/ひとことメモ】美しくも神々しいブナ林の姿。2011/02/01
sira
1
とても綺麗で1ページ1ページ思わず手を止めてしまいました。白神山地、名前は知っていたけれど、こんなに綺麗で豊かな場所とは知らなかったです。2012/10/03