内容説明
19世紀後半から20世紀の共産主義の運動に、圧倒的な影響を与えた、ドイツの経済学者にして哲学者であり、そして革命家のカール・マルクスを美少女にしてしまおうという神をも恐れぬ試みがここに!エンゲルスはもちろん、レーニン、トロツキーも美少女化。理屈っぽく身も蓋もないまるくすタンの突っ込みで『女の子同士の特別な関係』という社会的基礎を構築していた学園は上へ下への大騒動。
著者等紹介
おおつやすたか[オオツヤスタカ]
ソフトマジック「お兄ちゃん。」でデビュー。代表作は「人造美少女ハルナ」「おぱんちゅ忍法帳」等、その他にも別名義で著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にしの
3
マルクス・エンゲルスに少しでも近づくために勇気を出して買ったエロ本。生産諸関係がセックスで説明されていた。この本が出た2005年頃というのは、一般的に時代を終えてニッチになったり、お堅さに定評のある物事と「萌え」を合わせた本がよく出版されていたように思う。マルクスへの理解が「共産党宣言」に引っ張られていたので、もう少し精神をくすぐるものが欲しいような気もする。マルクスのすごく雑然とした(あとレーニンとかプレハーノフ、トロツキー とスターリンもあったけど、意味合いが変わる!)官能的なシリアルを食べた気分だ。2018/12/22
乃木園子(女子中学生)
1
勉強になった2021/08/30
suzuki-takefumi
1
史実を萌え化した抱腹絶倒のエロコメディー。もっとも、エロはほとんどない。マルクス主役の前半も面白いが、ロシア革命期の後半が面白すぎる。コラムで史実も説明されているが、史実も相当なコメディーである。2014/01/10
海老庵
1
まあ、現代の奇書だよね。分かる人には分かる歴史ネタ。これはひどい!というのを笑える人向け。2013/08/09
かみかみかみかみ
1
わかりにくい比喩だとか「そこでこの人出てくるのかい!?」みたいな奇抜な発想も含めてステキなパロディーだと思います。レーニンたんかわいい2010/10/19
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