出版社内容情報
第2言語習得の関連書は数多く出版されているが、その中にあって、本書は言語学習と言語教授の研究者による研究をもとに、特に実践面に大きくスペースを割いたユニークなものと言える。研究者、外国語教師、教師希望の大学生・大学院生にとって、極めて利用価値の高い一冊。
内容説明
本書は、「第2言語習得」というタペストリーを織るための、理論的、かつ実践的基礎を提供してくれる。前半の理論篇では、いままでの研究の成果が手際よくまとめられており、また後半の実践篇では、各おのの言語スキルをいかに向上させるかが、詳細に、かつ具体的に提示されている。
目次
序章 タペストリーの創造
第1章 タペストリー・アプローチの概観
第2章 言語習得の発達要因
第3章 言語習得を促進させるインタラクション
第4章 学習者の個人的要因
第5章 コミュニケーション能力
第6章 言語スキルの統合
第7章 リーディング
第8章 ライティング
第9章 リスニング
第10章 スピーキング
第11章 文法
第12章 文化