内容説明
原子力はもはや生活に欠かせないエネルギー。原子力と共存するための原子力防災。原子力防災を知ることが原子力の理解を完結する。
目次
第1章 原子力利用の概要
第2章 放射能と放射線
第3章 原子力災害
第4章 緊急時対応体制
第5章 原子力防災の緊急時支援システム
第6章 原子力防災研修
第7章 原子力防災啓蒙
著者等紹介
松野元[マツノゲン]
原子炉主任技術者、第1種電気主任技術者。1945年1月1日愛媛県松山市生まれ。1967年3月、東京大学工学部電気工学科卒。同年4月、四国電力(株)に入社、入社後、火力発電所、原子力部、企画部、伊方原子力発電所、東京支社等で勤務。2000年4月、JCO臨界事故後の新しい原子力災害対策特別措置法による原子力防災の強化を進めていた経済産業省の関連団体である(財)原子力発電技術機構(現在の独立行政法人原子力安全基盤機構)に出向。同機構の緊急時対策技術開発室長として、リアルタイムで事故進展を予測し、その情報を中央から各原子力立地点のオフサイトセンター等に提供して、国の行う災害対策を支援する緊急時対策支援システム(ERSS)を改良実用化するとともに原子力防災研修の講師も担当し、経済産業省原子力防災専門官の指導にも当たった。2003年3月出向解除。2004年12月四国電力(株)を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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