内容説明
この植物は何科に属するのか…、このような分類は「系統分類」、いわば血のつながりによって分ける方法。一方「生活型」とは、植物が環境との関わりの中で編み出してきた、“ライフスタイル”“生き残りのくふう”に注目して類型化したもの。系統は違っても、同じような生活様式を身につけ、生き抜く仲間がいる…「生活型」がわかると、生態がわかる。
目次
1章 植物の生活型とは何だろう(身近な植物の生活型;植物のくらしに近づくための生活型)
2章 生活型のいろいろ(生活型分類の試み;基本とされる生活型 ほか)
3章 植物生態図鑑に示された生活型(花式を表示した図鑑;生活型記号を表示した図鑑 ほか)
4章 生活型から見た雑草のくらし(雑草と野草どう区別する;雑草による緑の修復 ほか)
著者等紹介
岩瀬徹[イワセトオル]
1928年生まれ。元・千葉県立千葉高等学校教諭。元千葉県生物学会副会長・千葉県立中央博物館友の会会長。現・自然観察大学(会長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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