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Oracleシステム構築・運用ガイド―システムインテグレーション現場の技術者のための

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  • サイズ B5判/ページ数 451p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784881358825
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Oracleシステムの構築・運用の現場で必要な「実践的ノウハウ」をまとめた汎用ガイドブックです。実際のシステムインテグレーションで重要なのは、ソフトウェア操作そのものではなく、「システム構築に関して全般的に理解しているかどうか」だと言われます。本書は、その重要点を適切に解説しており、準備~構築~運用/監査というシステム構築の流れと各フェーズでの留意事項などを的確に理解できます。各組織固有のニーズにマッチしたOracleシステムの構築・運用に携わる技術者のための“座右の書”としてお使いいただけます。

【目次】

序章 データベースシステム構築の全体像

フェーズ1:準備
フェーズ2:構築
フェーズ3:運用/監査






Part 1 準備

Chapter 1 業務分析
1. 1 業務分析の目的
1. 2 データ分析のアプローチ
1. 3 アクセス特性分析
1. 4 ケーススタディ

Chapter 2 DB論理設計
2. 1 リレーショナルデータベースの基本
2. 2 論理設計の手順
2. 3 ケーススタディ

Chapter 3 テーブル設計
3. 1 方針
3. 2 設計手順
3. 3 ケーススタディ

Chapter 4 データ容量見積り
4. 1 テーブル、索引のデータ容量の見積り
4. 2 一時表領域の容量見積り
4. 3 システム表領域の容量見積り
4. 4 制御ファイルの容量見積り
4. 5 ケーススタディ

Chapter 5 トランザクション設計
5. 1 トランザクションの定義
5. 2 トランザクション数の見積り
5. 3 トランザクションデータ量の容量見積り
5. 4 トランザクション処理時間の見積り
5. 5 ロールバックセグメント数の算出
5. 6 ロールバックセグメントの容量見積り
5. 7 REDOログファイルの容量見積り
5. 8 アーカイブログファイルの容量見積り
5. 9 ローデバイスの検討
5.10 ケーススタディ

Chapter 6 表領域設計
6. 1 制御ファイルの設計ガイドライン
6. 2 REDOログファイルの設計ガイドライン
6. 3 アーカイブログファイルの設計ガイドライン
6. 4 表領域の設計ガイドライン
6. 5 ロールバックセグメントの設計ガイドライン
6. 6 ケーススタディ

Chapter 7 CPU設計
7. 1 CPU使用率の求め方
7. 2 パラレル度の設計
7. 3 ケーススタディ

Chapter 8 メモリ設計
8. 1 メモリ情報の採取方法
8. 2 OS使用メモリの見積り
8. 3 Oracle使用メモリの見積り
8. 4 OSパラメータの調整
8. 5 アプリケーションプログラム使用メモリの見積り
8. 6 ケーススタディ

Chapter 9 ネーミング
9. 1 テーブル/カラム名命名の考慮点

Chapter10 ユーザー設計
10. 1 Oracleユーザーとは
10. 2 ユーザー名、パスワードの設定
10. 3 Oracleユーザーの作成
10. 4 アクセス権の設定
10. 5 ロールの設定
10. 6 ユーザー数と接続形態
10. 7 ケーススタディ




 



Part 2 構築

Chapter11 Oracle導入
11. 1 サーバーへの導入
11. 2 クライアントへの導入

Chapter12 DB作成
12. 1 db_block_size の定義
12. 2 db_files の定義
12. 3 システム表領域、REDOログファイルの大きさの決定
12. 4 制御ファイル、REDOログファイルのミラー化
12. 5 データベースファイルの配置の決定
12. 6 データベースファイルの文字コードの決定
12. 7 アーカイブログモードの指定
12. 8 create datebase 文実行とディクショナリ作成
12. 9 ケーススタディ

Chapter13 分散DB環境の設定
13. 1 スナップショット
13. 2 マルチマスターレプリケーション
13. 3 レプリケーションとスナップショットの使い分け
13. 4 データベースリンク(dblink)

Chapter14 データのロードとアンロード
14. 1 外部データのロード
14. 2 データのアンロード




 



Part 3 運用/監査

Chapter15 DB運用設計
15. 1 マシンの起動と停止
15. 2 インスタンス、リスナの自動起動/手動起動
15. 3 インスタンス、リスナの自動停止/手動停止
15. 4 不正残留プロセスの検出
15. 5 専用/マルチスレッドサーバーの運用と大量同時ログイン時の負荷設計
15. 6 アーカイブ運用
15. 7 ログファイルの管理
15. 8 バックアップ設計
15. 9 リカバリ設計
15.10 課金
15.11 複製DBの運用設計
15.12 パラレルサーバーの運用設計
15.13 監査情報の採取

Chapter16 監査
16. 1 現状のヒアリング
16. 2 現状のデータ採取
16. 3 採取したデータの分析
16. 4 ハードウェア(H/W)の調整
16. 5 パラメータの調整
16. 6 テーブル構造の調整
16. 7 SQL文の調整




 



付録

付録A SQL
A.1 集合演算とSQL
A.2 SQLを記述する上でまず決めておくこと
A.3 データ定義文(Date Definition Language:DDL)
A.4 データ操作文(Date Maniqulation Language:DML)
A.5 各種ツールとSQL
A.6 ストアドプログラム
A.7 パラレルダイレクトローディングとSQL

付録B データ容量見積りシート
B.1 ブロックサイズシート
B.2 データブロックのヘッダサイズシート
B.3 ヘッダシート
B.4 ローサイズシート
B.5 テーブルシート
B.6 エントリサイズシート
B.7 索引シート

内容説明

本書はデータベースシステム構築の全般を対象とした実践的解説書として構成しています。まずデータベースシステム構築の全体像を示し、そのために実施する作業をフェーズとして定義した上で、各フェーズの作業内容を解説しています。前半は、リレーショナルデータベースの基本原理や業務分析の観点など、論理的な解説が中心となっています。後半は、Oracleをデータベース管理システムとして採用し、実際に応用できるようにするための解説が中心となっています。各種ツールの紹介、サンプルソースなども豊富に用意しています。また、ケーススタディ形式での、想定モデルを使った例示解説も行っています。

目次

1 準備(業務分析;DB論理設計;テーブル設計;データ容量見積り ほか)
2 構築(Oracle導入;DB作成;分散DB環境の設定;データのロードとアンロード)
運用/監査(DB運用設計;監査)

著者等紹介

弓場秀樹[ユミバヒデキ]
ソフトウェア設計技法の開発、ネットワーク型データベースモニタおよびリレーショナルデータベースモニタの研究開発と実用化、各種ナショナルプロジェクトおよび商用プロジェクトのデータベース設計に従事。人工知能の研究開発を通してデータモデリングの研究開発を行う。生データベースを基盤としたデータベース設計技法の体系化を推進し、大型コンピュータからパーソナルコンピュータによる通信業、官庁、流通サービス、製造業界のシステム構築およびコンサルティングを行う。データべースを理解する上での体系的な解説と普及活動に力を入れている。現在、NECソリューションズ所属

武田喜美子[タケダキミコ]
ネットワーク型データベースの開発と実用化、Oracle5よりOracleの移植および日本語化を行う。製造業を中心とした約30社の大型基幹データベースシステムの設計/構築、および大規模データウェアハウスの構築に従事。その他、各種コンサルティング、教育コースの設立などを通してリレーショナルデータベースの技術普及に力を入れている。ORACLE MASTER Platinum for Oracle8i、通産省認定データベーススペシャリストの資格を有する。現在、NECソリューションズ所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。