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内容説明
工芸品や染織品に使われるヨーロッパの文様を、そのルーツとなる文様も含めテーマ別に分類した事典。索引付き。
目次
西洋文様のルーツ(ササン朝ペルシア;ケルト;イスラム)
西洋文様の歴史―ササン朝以前の文様の歴史(古代オリエントは世界最古の文明発祥の地域―範囲も政権も変化を繰り返した時代;エジプトにおいて芸術は、信仰のためのひとつの行為だった―高度な技術で表された動植物文 ほか)
西洋の文様(植物文様;動物文様;幻獣文様 ほか)
西洋文様の歴史―ササン朝以後の文様の歴史(コプト美術は、エジプトに住むキリスト教徒の様式―コプト独自のスタイルは5世紀に確立、大きな目をした愛らしい人物像;ビザンティンは、東洋と西洋の混合美術―ローマの首都を東方へ移したのが始まり、偶像崇拝禁止から生まれた動植物文様 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきら
2
私の視覚デザイン研究所に対する信頼感……欲しい資料を用意してくれる。B5サイズにかなり分厚い。ヨーロッパの影響元の中東関係の模様も一部扱っていて非常に良い。すごく欲しい本……!2014/12/14
蘇芳
1
日本、中国のが良かったのでこちらも。西洋は物のモチーフが大半、意味までは載っておらず様々なデザインを楽しむ一冊。2016/07/03
アルクシ・ガイ
1
図書館本。手元に一冊欲しい。2014/09/10
みそそん
1
陶器、絵画、レース、建築物…これもまた見ていて飽きない一冊。 ただ東洋に比べ色彩が鮮やかなぶん、カラーページがもっと多かったらなぁ…。2012/09/19
さちめりー
0
ただ文様が羅列されている事典かと思いきやとんでもない。西洋周辺の美術や歴史の流れを冗長にならずに簡潔に教えてくれる。すべてはつながっていて、すべてに意味がある。美術史入門書としてもいいかもしれない。わからない言葉がたくさんあるのだけれど、いつか全部わかりたいと思わせてくれる。知りたい欲が高まる。これは家に所蔵しておきたいという気持ちでいっぱいになる。2020/07/23