文化とまちづくり叢書<br> 文化からの復興―市民と震災といわきアリオスと

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文化とまちづくり叢書
文化からの復興―市民と震災といわきアリオスと

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880652962
  • NDC分類 379.2
  • Cコード C0030

出版社内容情報

公共文化施設とアートが取り組む、震災からの復興。「いわき芸術文化交流館 アリオス」の1年を紹介する。

東日本大震災から1年、復興は緒に就いたばかりだ。住宅や公共施設、都市インフラなど、被災地の生活の再建、産業や経済の復興は一刻を争う。そんな中、福島第一原発から40kmに立地するアートセンターが、市民と一体になって文化による復興にチャレンジしている。その1年をドキュメントにまとめ、震災後の日本の未来を文化から展望し、公共文化施設が持つ本来の役割を考える。

第1部 アートセンターが復活する
 2011年3月11日、震災と同時に避難所になったいわきアリオス。施設の損傷で閉館状態が続く中、6月には市内の学校にアーティストを派遣する「おでかけアリオス」を展開、いちはやく文化による復興に着手した

第2部 「アリオス・プランツ!」と「復興モヤモヤ会議」の挑戦
 いわきアリオスと市民との連携がユニークな文化的実践に結実した「アリオス・プランツ!」。市民といわきアリオスとのパートナーシップは、「復興モヤモヤ会議」を通して、復興の大きな力になりつつある。

第3部 座談会――東北、文化の現場から
 震災によって大きなダメージを受けた岩手、宮城、福島の文化施設。そのキーマンたちの座談は、各施設の震災への対応に始まり、東北の芸能や祭りの再興、地域における文化施設のあるべき姿や役割を描き出す。

第4部 未来に向けて
 いわきアリオス誕生の過程で施設運営に込められたコンセプトを振り返り、震災直後のアンケートから市民の文化への思いを解説。アートならではの復興プロジェクトを紹介し、日本における文化からの復興の意味を考察する。

【著者紹介】
いわきアリオス:2008年に開館したいわき市の公共文化施設。気軽に集い、ふれあい、楽しめるコミュニティ空間、地域の伝統文化から先駆的な舞台芸術まで触れる事ができる、地域における公共劇場の新スタンダードをコンセプトに地元NPOとの協働などユニークな取り組みを続ける。
ニッセイ基礎研究所:国内外の経済金融問題をはじめ、年金・介護等の社会保障問題や住宅・都市問題を中心に、中立公正な立場から基礎的、かつ問題解決型の調査・研究を実施するシンクタンク。

目次

第1部 いわきアリオスと震災復興の1年(“避難所いわきアリオス”開設まで;市民といわきアリオスの3年間 ほか)
第2部 市民とアリオス対話と実践から生まれたもの(公共文化施設のマーケティング?;「アリオス・プランツ!」と「かえっこバザール」 ほか)
第3部 座談会―東北、文化の現場から(地域と文化施設、震災を前に;3.11混乱と地域の狭間で ほか)
第4部 未来に向けて(いわきにアリオスをつくり、将来に引き継ぐということ;震災で近づいたいわきアリオスと市民の思い;文化に託された試練と未来)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

27
アートには本当に力があるのか?(33頁~)被災直後、アートや舞台芸術は効かなかった。中山間部の支所からは、地震被害は少なく、人的被害もなかったが、水道復旧は苦労した(43頁)。地域コミュニティでおでかけアリオスが果たした役割:お年寄り同士の交流が復活したこと(71頁)。 森隆一郎氏:顧客主義としてのマーケティング(109頁)。人間社会のあり方というものは、一人ひとりの思いの積み重ねでありながら、結果は不合理なものになる。 2015/05/11

ahchan_plus

2
災害の後、芸術がどのように復興に貢献できるか、被災地の人々の気持ちはどのように動き、どのような芸術を「必要」とするのかについて詳細に記録している。2014/04/24

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