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ブコウスキーの「尾が北向けば…」―埋もれた人生の物語 (改訂新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880082653
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

クールな酔いどれ作家が描くかなりあぶない男たちのありふれた物語…。パンクじじいの傑作短編集。

著者等紹介

ブコウスキー,チャールズ[Bukowski,Charles]
1920年8月16日、ドイツのアンデルナハで、アメリカ軍人の父親とドイツ人の母親の間に生まれる。3歳のときにアメリカに移り、50年間ロサンゼルスで暮らす。24歳のとき、はじめて短編小説を発表、35歳で詩を書き始める。郵便局員など職歴多数。詩集、小説など著作を数多く発表。1994年3月9日、カリフォルニア州サンペドロで死去。享年73歳

山西治男[ヤマニシハルオ]
1961年静岡県清水市生まれ。明治大学文学部卒業。アメリカ文学専攻。現在、国学院大学文学部助教授。訳書に、ポール・ボウルズ自伝『止まることなく』(白水社、1995年)、チャールズ・ブコウスキー『ブコウスキー・ノート』(文遊社、1995年)、『ブコウスキーの3ダース―ホット・ウォーター・ミュージック』(新宿書房、1993年、改題新装版1998年)ほか、『Mrトム・ウェイツ』(東京書籍、1998年)で訳詩を担当する。ほかの訳書に『しゃぶりつくせ!―ブコウスキー・ブック』(メディアファクトリー、1999年)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三柴ゆよし

16
私たち健全なるブコウスキー読者が彼の作品を読んで感じる「どうしようもねえな、クソだな」という気持ち、その最小の値を1BUKと仮定します。ここまで書けばもうおわかりでしょうか。本短篇集のBUK力は53万です。「これはひどい!」を地で行く作家、それがブコウスキー。一抹の期待も持たずにおもむろに本書の頁を開きましょう。狂人半歩手前の境地にある男がビールをチェイサーに安ワインがぶ飲みした日の翌日に反吐まみれの部屋で迎え酒しながら書いたみたいな、そんなあんまりな短篇たちがあなたを待っています。2011/11/06

井戸端アンジェリか

15
酒とsexとちょっぴりのせつなさ。今回はクズテイスト少なめね。 痔の手術で笑わせて頂きました。 読んでいて頭も心も疲れないビバ!ロクデナシ。2015/06/29

hirayama46

2
ブコウスキー、『パルプ』しか読んでいなかったのですが、短編集だとなかなかに剥き出しですね……。私小説っぽい短編も多く、わりと似通った味わいだったりするのですが、妙に癖になるようなところがあります。お猪口の酒を延々口に運び続けるような読書でした。2018/09/21

こしぼね

0
ドイツ語訛りの医者の台詞がいい。2011/07/31

4545

0
短編集。酔っぱらいばっかりなんだけど、話し的にはなんかちょっと良い感じ。不思議な作家だ。2009/05/24

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