内容説明
アノですね、おりこうと言われてもバカと言われてもいいじゃないですか。世間とつきあう正直エッセイ集。
目次
お金には危険がいっぱい
年賀状は書きたくない
イラクとアメリカについて考えた
ひどいぞ、金持中年女
京成電車のみかんは国境を越える
火山は何も考えない
生命保険には反体だ
私の中のおりこうとバカ
ダンドリ魔は悲しい
台湾でもパチンコ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
3
20年前に出版された本。時を経て初読して感じたことは―ブレない人。数々のエビス伝説を残しているが、20年前も今も“エビスさん独自の”筋が通っている。エビス流の正義で生きている。当時読んでいれば「テレビに出ている面白い人」だけで終わっていたかも。マスコミや企業が作った流行に流されず、同調圧力も関係なく、自分の人生を生きてこられた方だとしみじみ思った。その自分の人生がギャンブル中心なのが…エビスさんらしい。この後麻雀で逮捕されたみたいだが…。2016/02/02
chitose511
1
すべてまともなオチがないのに面白いのがすごい。2016/05/24
うちこ
1
「思想の科学」という雑誌に連載されていたエッセイををまとめた1996年の本です。 「火山は何も考えない」「生命保険には反対だ」は名作。「ゴミとつきあう」を読んだらほぼすべての女性が「蛭子さんのような男性と結婚したい」と思うだろう。エッセイ全般に「意識高い系」への嫌悪感の吐露が多いです。驚くほどすてき。2014/03/09
きたくり
1
エビスさん90年代のエッセイ集。人づきあい、映画、戦争についての話等々。ほんとに正直…見栄も悪気も説教も無し(オチ無しもあり)。それでいて時々ドキッとするほど核心ついてそうな意見もあったりする。読んでいて妙に心地よく、面白かった。2010/10/01
バジル
0
芸能人なのにこんなに正直でいいのかと思うが、適度に力の抜けた感じがうらやましく思った。2014/03/16